こんにちは。
昨今問題となっているネットストーカー。
有名人ではSNSから自宅を突き止められるなどの被害を受けている人もいます。
そんなネットストーカー被害にあうのは有名人だけでなく、私たちの可能性もあります。
●ネットストーカーとは
ネットストーカーとは、インターネットを悪用したストーカー犯罪の総称。
ネットいじめやセクハラ、つきまとい行為、SNSストーカーなど、さまざまな形態があり、多くは執拗に行われます。
メール、テキスト、DM、SNSなどを用いて、嫌がらせや脅しをしたり、身体的危害を加えたりする行為もあり、被害にあうと非常に深刻な事態になることも少なくありません。
医療職が実際に被害にあったケースとしては「入院中に気になった職員について探るような質問サイトへの書き込み」、「入院中の患者さんからSNSの友達申請やメッセージが何度も来たり、SNSの投稿を見たと思われる話を繰り返し持ちかけられた」というものがありました。
では、医療職がそういった被害にあうきっかけにはどのようなものがあるでしょうか?
●名札がきっかけになることも?
きっかけの1つが名札。
医療職は名札を身に着けていることが多く、患者さんがフルネームを目にすることも少なくありません。
最近の新しい病院では名札と通用口のIDをセットにしてあることもあり、名札は手放せません。
昔の病院では理学療法士や作業療法士の顔写真と名前をセットで療法室の前に貼ってあるところもありました。
そうなると相手の目に触れることが増え、名札と顔をきっかけに自分のSNSがばれたりすることもあります。
バレた先には様々な被害にあう事もあるため、注意が必要です。
では、自身が被害にあわないための対策はどうしていくと良いでしょうか。
●対策
①近所の写真を掲載しない
SNSでは写真をアップし、周りに見てもらうことが多くあります。
しかし、近隣のお店を上げていくと、自分の生活区域が把握され、入院中や退院後に自分の住んでいるところを知られてしまうヒントを与えてしまう事になりかねません。
現在の住所でなくても、実家周りの写真を上げて実家が特定される可能性もありますし「近所に美味しいご飯屋さんができた」、「実家の近くにこんな施設ができた」などバレるような文言も避けるべきでしょう。
②実名でSNSをしない
Facebookやインスタなどは実名でしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、それも身バレする危険があります。
ただ、実際の友人との付き合いで匿名にできない場合もあります。
そういった場合は公開範囲を友人のみなど限定することを必ずしましょう。
いかがだったでしょうか?
自身が被害者にならないように気をつけていきましょう。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。