こんにちは。
今回は週2の更新とは別で消防団のニュースを取り上げます。
現在、話題になっている消防団飲酒運転のニュース、どうやら常習性がありそうです。
また、問題は過去にもあり、消防本部職員の飲酒運転もありました。
●消防団員の飲酒運転事故
話題となったのは、2024年4月21日に奈良県上牧町で起こった事故。
この事故では消防団員の男が飲み会で酒を飲んだ後に、車を運転し、住宅の壁に衝突させ、インターホンなどを壊す事故を起こした疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは消防団に所属する53歳の森本英利容疑者で、午前中に消防団の施設で点検活動をした後、午後1時ごろからおよそ5時間にわたって同じ場所で、仲間たちと酒を飲んでいたということでした。
森本容疑者が酒を飲んだ後に車を運転することを分かっていたにも関わらず、飲み会に参加していた飲酒運転ほう助の疑いで、60代の別の消防団員2人も逮捕されています。
今回の事故ですが、悪質なのは常習的に飲酒運転が行われていたこと。
森本容疑者は「毎月の点検整備の時には流れで飲酒していた」と話しており、消防団で飲酒運転が常習化していた可能性があります。
消防団に属したことのある方の場合、常習化していたとしても驚きはないかもしれません。
今回は事故により発覚しましたが、これは氷山の一角でしょう。
●別のところでも飲酒運転が
2023年には岩手県一関市の消防団員が飲酒運転で検挙されました。
1人は自宅でということでしたが、もう1人の飲酒場所は不明。
過去にも飲酒後に出動し、事故を起こすなど消防団の不祥事があり、どこの地域でも起こりうる問題の様です。
また、消防本部職員が逮捕されているケースもあります。
●消防本部職員の飲酒運転
2024年3月22日報道の事故で、酒気帯び運転の疑いで甲府地区消防本部南消防署の消防士、岩瀬千朋容疑者が逮捕されたと報道がありました。
この事故は市道で酒を飲んだ状態で車を運転し電柱に衝突したというもの。
21日が非番で翌日、出勤する早朝に事故を起こしたようです。
この事故で消防本部は謝罪会見を開いています。
消防署の職員らの飲み会ではなく、おそらく個人での飲酒が原因と思われますが、もし消防署の職員が消防団と同じことで捕まっていたとしたら…恐ろしいです。
お酒を飲む機会はありますが、飲酒運転は絶対にダメです。
特に消防団や田舎は飲酒の機会が多くなりがち。
飲んだら乗るなを徹底しましょう。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。