こんにちは。
私と同じ作業療法士の方々は様々な悩みを持って仕事をしていると思います。
今回はそんな作業療法士の悩みを4つ上げていきます。
作業療法士の皆さんはもちろん、他の皆さんにも思い当たるところはあるでしょうか?
①コミュニケーション
まず悩むことが多いのはコミュニケーション。
仕事柄、様々な人と関わることが多く、キャラクターも千差万別です。
特に近年はコミュニケーションが苦手と言いながら就職する人も多く、悩んでいる場面をよく見かけます。
患者さん、利用者さんは性格以外に認知機能の影響や高次脳機能障害など様々な要因からさらにコミュニケーションが円滑に図れないこともより悩みを増長させることもあるでしょう。
また、病院や施設では医者や看護師、介護士など様々な職種とのコミュニケーションも必須。
在宅ではケアマネージャーとの連絡も欠かせません。
そうした医療従事者とのコミュニケーションもお互いの立場が尊重され、うまく関係性ができないと悩みの1つとなることもあります。
②体力
体力も悩みの種になります。
患者さんの移乗や階段移動、訪問も場所によっては自転車で移動など体力が続かなければ仕事はできません。
理学療法士と比べ、アクティビティなどで身体をあまり使わないこともあるかもしれませんが、それでも体力は必要です。
また、膝など身体を悪くすることもあり、膝の手術を受ける先輩を見て、将来が心配になった人も少なくないかもしれません。
目や耳もコミュニケーションに必要で、高齢になり、耳が遠くなるとコミュニケーションなど仕事に支障が出る可能性もあります。
③自己研鑽は当たり前
「医療職は自己研鑽すべき、するのが当然」
こうした考えは古くからあります。
もちろん新しくなる医療や患者さんや利用者さんにより良いものを提供するために自己研鑽は必須です。
ですが、自己研鑽したからといってすぐに結果が出なかったり、職場での待遇や給与面が上がらないことは少なくありません。
それでも業務以外に自己研鑽を求められることに悩む人はいるでしょう。
④知名度の低さ
医者、看護師、薬剤師などは名前が出ればすぐにイメージがわきます。
ところが作業療法士はイメージがわかないどころか名前を認知されていないことも多いです。
理学療法士と比べても名前が分からないことが多いですし、認知度も低いです。
「理学と作業はどう違うの?」と聞かれたことがある作業療法士はほぼ全員なのではないでしょうか。
知名度が低い=社会的地位向上も図りにくいですから、知名度の低さは非常に難しい問題です。
いかがだったでしょうか?
皆さんのご意見もよければコメントで残していってください。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。