こんにちは。
どの仕事にも特徴的な個性があります。
リハビリの業界にもいくつか偏った考えや傾向がありました。
みなさんが気になる部分はあるでしょうか?
●経験年数でマウントとりがち
リハビリの業界では免許取得後の年数が上の方が先輩になりやすいです。
例えば、23歳2年目と40歳の中途で1年目の人がいた場合、23歳のほうが先輩になります。
これは業界によっては異質で、プロ野球の世界でいうと年上の方が年数にかかわらず、先輩なります。
高卒5年目の23歳をオールドルーキーの26歳が呼び捨てにするということが少なくありません。
さらに経験年数が上の方が実績に関わらず、先輩風を吹かせることもしばしば。
後輩の方が、勉強し、報連相をしっかり行い、患者さんや利用者さんからの評判も良いのに、仕事のできない先輩が上から絡んでくるのも多いです。
こういった時に後輩のモチベーションが下がらないようにたち振るってくれる上司の先輩は重要。
あなたの職場は先輩、上司は大丈夫でしょうか?
あなた自身も大丈夫でしょうか?
●出世欲やモチベーションがない
仕事をし続けると、だんだんと上の立場に上がっていきます。
上の立場になると、臨床だけでなく、管理業務を任されることも多いですが、ここにアレルギー反応を示す人も少なくありません。
臨床だけしたいがために出世を拒否したり、他人に任せる人も多く、積極的に上に上がろうとする人の方が少数。
また、経験年数の増加に伴い、だんだんと覇気がなくなり、毎日を淡々とこなすだけの人も増えてきます。
●やりがい搾取
仕事量=報酬ではないのもこの業界。
患者さんやご利用者にいいものを提供しようと勉強会にいくら行っていても給料は変わらないこともよくあります。
また、学会発表など職場以外に様々な働きかけをしても査定には響かないところもあります。
将来の出世や転職にはいい影響はあるかもしれませんが、具体的に学会発表をしたから自分の会社での待遇がかわるという話はほとんどありません。
先輩たちがやっていたから自分たちの代でもやらないといけないということも少なくなく、「やりがい」という言葉で動かされてしまうことも多いです。
●養成校時代の本が使えない
学生時代に毎年数万、数十万と本を買わされた方も少なくないのでしょうか?
その中で、学生時代に授業で用いた本もあれば、全く使わないままにされた本もありました。
中には大学の先生が書いた本を買わされた人もいると思います。
マーカーもひいてよく使った本でも現場に出ると全く使わないことがあります。
勉強会などにいけば行くほど、養成校時代のものではなく、新しい書籍を使うかもしれません。
作業療法でいえば、陶芸などの本もホコリを被っている方も多いのではないでしょうか?
学生と現場は違うとは思いますが、せっかくなら使える本も教えてほしいところです。
●敬語が使えない
リハビリの世界だけでなく、医療の世界は敬語が使えない人が割合多いです。
特にすぐに言葉を崩して対応してくる人も少なくありません。
年上の方であってもすぐに言葉を崩したり、初対面でもすぐに言葉を崩したりします。
基本的に人対人の仕事なので、適切な言葉づかいも必要なスキル。
医療者=上の立場と勘違いして言葉をすぐに崩すのは注意しないといけません。
いかがだったでしょうか?
当てはまることや違うことはありましたか?
みなさんの思い当たることがあれば、ぜひコメントで残していってください。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。