こんにちは。
スマホが普及した来たことで、youtubeなど動画サイトでリハビリの内容を投稿する動画が増えました。
昔は書籍でしか知り得なかったことが、動画サイトでも知ることができるかもしれません。
今回はPT・OT・STがyoutubeで学ぶメリット・デメリットを取り上げます。
●メリット
①隙間時間に見れる
書籍であれば、隙間時間に開いて書いて覚えるといった方法では時間がなく、中々できません。
持ち運ぶ手間もあります。
ですが、スマホは現役世代のほとんどの人が所持しており、動画を見る場合は昼休みなど休憩時間でも自分のタイミングですぐに見れます。
どこまで見たのかも分かるので、5分程度の隙間時間で少しずつ見るという事もできるのが、やりやすいのが大きなメリットの1つ。
手軽に勉強できるツールになるでしょう。
②無料
書籍やサブスクサービス、勉強会であれば、大なり小なりお金がかかります。
PDFの文献でも有料登録や購入しないと見れないものも少なくありません。
ですが、youtubeのようなサイトでは全て無料で閲覧できます。
完全に無料で勉強できるのは給料の高くないリハビリ職にとってはありがたいです。
③自分にあったチャンネルで学べる
youtubeのチャンネル数はかなりの数があり、自分の好みに合うチャンネル、好みに合わないチャンネルが必ずあります。
話し手の作り方や話し方は千差万別なので、自分にあうチャンネルがどうかにあるでしょう。
書籍も動画も自分にとってやる気の出るものが一番効率的に勉強できます。
無限にあるチャンネルから一つ選び、自分にあった教材で学ぶことができるのもいいことです。
●デメリット
①情報の信ぴょう性
youtubeの動画は作成者の情報が反映されています。
論文をいくつも書いている著明な方のチャンネルがあればいいですが、だれか分からない方のチャンネルも無数にあります。
知らない方の場合、どんな人なのかを知り、情報の信ぴょう性を探らないと本当に信頼はできません。
正しいと思っても全然見当違いの方向で臨床で用いてしまう可能性があります。
②誘惑が多い
youtubeは魅力的なチャンネルが多数あります。
目的の動画を見ていたら自分が娯楽で見ていた違うチャンネルを見てしまっていたなんてことも。
誘惑に負けず、自分をコントロールできる方はいいですが、関連動画など、自分の見たいものに時間を割かれ、なにもできなかったなんていうことも少なくありません。
③流し見で終わってしまう
見ているつもりでも注意がそれ、流し見で終わっている可能性もあります。
流し見でも動画は進むので、なんとなく勉強したつもりになるかもしれません。
自分で苦労した本や勉強会は自分の当時の記憶や感情ともリンクして忘れにくい傾向があります。
流し見で終わらないように自分なりの学習方法を考えていかないといけません。
●まとめ
youtubeなど動画サイトは現代では多くの人が見るものです。
うまく活用すれば、安価で手早く勉強できますが、誤った使用法で行ってしまうととんでもない間違いをしたり、患者さんや利用者さんの状態を歪めてしまうことにしてしまう可能性もあります。
自分の中で反芻し、正しい情報を選んでいきましょう。
それではまた次回の動画でお会いしましょう。