こんにちは。
大手保険会社SOMPOホールディングスは様々な種類の保険を取り扱っています。
そんな中、傘下のSOMPOリスクマネジメントは介護現場向けにリスクマネジメント動画も出し始めました。
今回はその動画について取り上げます。
●SOMPOホールディングスとは
SOMPOホールディングスは損害保険ジャパン株式会社をはじめとする保険会社を中心とした企業を傘下に持つ持株会社です。
その傘下のひとつとしてSOMPOリスクマネジメントがあります。
このSOMPOリスクマネジメントは「経営環境を取り巻くリスクを知り、ヒト、モノ、カネを効率的かつ効果的に活用しながら、リスクが顕在化した場合の対応も平時より準備しておかなければならない」という活動を行い、企業の持続的な成長・発展を支援してくれる会社だそうです。
コンプライアンスからサイバーセキュリティ、火災対策、エネルギー、医療・介護など様々な事柄に対してリスクマネジメントができるようにサービスを取り扱っています。
●介護現場のリスクマネジメント動画
まずは動画をご覧ください。
この動画では、トイレへの付き添いを拒否する利用者を転倒させてしまった実例が動画としてあがっています。
介護現場でトイレ拒否はありますが、このように転倒させてしまうと大きな問題となってしまいますよね。
そうした事例を事前に学ぶことができるように実際にあった介護現場でのトラブルを動画で紹介しています。
その名も「介護リスク塾」
来年下半期以降は月額定額制のサービスになるかもしれないようですが、現在は無料です。
数は多くありませんが、実際に現場でも起こりうるトラブルについて事前に学ぶことができ、対策も講じることができるのは嬉しいですね。
●活用方法
一番の活用方法はKYT(危険予測テスト)です。
現在、介護事故の防止、発生時の適切な対応などにつなげるリスクマネジメントの強化を図る施策が、施設サービスに盛り込まれてきています。
人材育成の時間は必須ですが、仕事をしながらその時間を工面するのは現実問題難しいです。
時間だけが取られるのであれば、ただでさえなり手不足の介護市場が不足しかねません。
そうした中、SOMPOリスクマネジメントの打ち出したこの学習サービスは人材育成の新たなツールとなる可能性があります。
みんなで話し合うもよし、家や職場で隙間時間に見るのもよし、新しい学習の仕方がそこにはあります。
リハビリでもリハビリ現場だけではなく、施設や病棟で過ごしてもらう時に気を付けるヒントがあるかもしれません。
介護の現場だけでなく、医療の現場でもうまく活用していきながら、リハビリや日常で怪我のないように過ごしていける環境(ソフト面・ハード面)が作り上げていけるといいですね。
ではでは。