こんにちは。
リハビリの職場では上司が理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など分かれることがあります。
また、訪問看護ステーション勤務では看護師が上司となることもあります。
私自身は同じ作業療法士が上司の職場や、理学療法士・言語聴覚士・看護師など様々なケースを体験しました。
今回はそれぞれのケースでのメリットをあげながら、どの形がやりやすいのか見ていきます。
●同職種のメリット
①仕事内容が理解されやすい
同職種は仕事内容が分かりやすいです。
PT同士、OT同士、ST同士、看護師同士など同じ業種であれば、多く話さなくてもコミュニケーションが取れたことも経験したことがある方も多いのではないでしょうか?
そのため、上司に今自分がなにをして、今後どうしようとしているのかが伝わりやすくなります。
自分では努力すれば、その努力を分かってもらいやすいこともメリットです。
②考えが同じであれば業務がはかどる
同職種でも考え方や細かい支援の仕方は異なる場合があります。
しかし、同じような考えをしている場合は非常に業務がはかどります。
上司からすれば期待に応えてくれる存在で、部下からすると頼りになる上司の間柄でいれるからです。
こうした関係性でいける職場はやりやすいでしょう。
●異職種のメリット
①仕事を任せてもらいやすい
異職種であるため、細かいところまで業務内容や考えが伝わりません。
伝わらない分、ある程度仕事を任せてくれることがあります。
自分の考えに基づいて仕事がしやすくなる場合があるので、信頼を勝ち取って任せてもらえるとやりやすいですね。
②それぞれの立場で意見交換ができる
同職種以上に異職種ではお互いの立場が異なります。
それぞれの立場で話すことでお互いを尊重しながら、話し合いを持てます。
同職種では経験値が上の人間の発言力が強かったり、絶対なことがありますが、うまく対話ができれば、同職種よりも活発な意見交換ができる場合もあります。
●仕事がやりやすいのは?
「ケースバイケース」
結局こうなるのかと言われるかもしれません。
ですが、ここに至ります。
同職種の方が理解してもらえて、何かが問題が起こった場合でも守ってもらえることもあります。
異職種の方が守ってはくれないかもしれませんが、立場を尊重してくれる場合もあります。
自分がどう動きたいのかによって上の立場の人間が同職種か異職種どちらがいいか決まってきます。
単純に相性の問題もあるので、一概にどちらがいいかは断言できません。
ただし、自分が最低限の仕事だけこなして、出世も狙わず、定時で帰りたい場合は同職種を推します。
上司が様々なことをしてくれていれば、同じ職種という立場の人間である以上、その職種は守られやすいからでしょう。
例えば、理学療法士がトップの職場は理学療法士が働きやすいように、看護師がトップの職場は看護師が働きやすいように違う職種にしわ寄せがいくこともあります。
自分が動かない人は守りを固めてくれる人が上にいる方がやりやすいです。
いかがだったでしょうか?
自分がどうしたいかによって上司選びも変わります。
上司ガチャなんて言葉もありますが、自分で考え、行動していきましょう!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。