こんにちは。
ほとんどの人が利用したことがあるAmazon。
過去にはレジなしコンビニなど様々な業種への展開がありました。
今回はそんなAmazonが医療業界にも参入していることについて取り上げます。
●Amazonとは
私たちが通販で利用することの多いAmazonですが、様々な業種への展開を見せています。
例えば、
・小売商品
・Amazon Prime(映像・音楽)
・家電製品(kindle fireなど)
・デジタルコンテンツ(電子書籍など)
・Amazonアート(美術品の販売)
・Amazonスタジオ(映画を含めた映像作品の制作)
・寄付(ハリケーンの被害時などに寄付する)
・Amazonチケット
・Amazon Prime Air(ドローンでの配送)
・Amazon Go(レジなしコンビニ)
今回はそんな多岐に渡る業種の中で新たに医療について取り組む「Amazon Care」についてご紹介します。
・Amazon Careとは
出典:Amazon Care - Google Play のアプリ
Amazon Careはいわゆる遠隔ヘルスケアです。
アメリカでは様々な企業がリモートでのオンライン診療などを行っており、そこにAmazonも参入した形ですね。
Amazon Careは、専用のアプリを使って、看護師や医師に直接オンラインで医療相談を受けられます。
リモートチャットやビデオ通話の機能を用いることで従業員や顧客がケアを受けるまでの時間を短縮するのが目的の様ですね。
皆さんも企業に電話した時にずっと保留音が鳴っていたなんて経験があると思いますが、こちらは60秒以内に繋がるとしています。
更に対面での診察が必要な場合は医療従事者を自宅に派遣して、血液検査や胸部検査などを行ったり、処方箋も自宅に届けてくれるようになっています。
COVID-19とインフルエンザ検査、毎年の予防接種、禁煙支援などにも対応してくれているようですね。
リモートサービスは、Amazonの従業員及び法人契約した企業に2021年夏から提供を開始するようです。
対面については徐々にとしており、いつから本格運用するかは未定となっています。
対面の場合、到着時間をAmazonの荷物の到着時間のように選べるようで、物流に長けたAmazonだからこそできることなのかもしれません。
●Googleも参入!?
アメリカのハイテク大企業として有名なGAFAMの一角、Google。
こちらもFitbitという会社を買収し、ヘルスケア部門への参入を目指しているとされています。
Fitbitとはこのようなものです。
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内蔵する加速度計を使って、歩数、消費カロリー、睡眠状況などを計測し、モデルによっては日々の心拍も計測、さらに高機能モデルではGPSによるランニング経路の記録など健康に関するアドバイスを与えてくるデバイスです。
こうしたモデルを利用してGoogleもAmazonと形は違いますが、ヘルスケア部門での事業拡大をもくろんでいるようですね。
日本とアメリカでは医療の形態が違うため、アメリカで発展しても同じように導入されてくるかは分かりません。
ですが、いつか日本でもこうした大企業が医療に関する業界で様々な動きを見せる日があるかもしれないです。
私たちの未来がどうなるのか分かりませんが、注目して見ていきましょう。
ではまた次の記事でお会いしましょう。