こんにちは。
訪問看護ステーション勤務の方は車を使用することも頻回にあります。
そんな時に必ず起こるのは車のトラブル。
そこで今回は実際に現場でもありうる訪問車トラブルについて取り上げます。
皆さんも経験はあるでしょうか。
●車検切れ
過去にあったのは、新潟県立津川病院の公用車が車検切れで8日間運行されていたこと。
訪問看護で利用されたという事で、担当看護師2名は車検切れに気付いていなかったようです。
8日間の運行後、車の管理部門が車検切れに気付き、即座に対応したそうですが、万が一、対応が遅れていたらどうなっていたでしょうか。
また、2022年7月には愛知県新城市の訪問介護事業所で車検切れ1ヶ月の車を20回に渡って乗っていたことがありました。
●車検切れで運行したら?
車検が切れている車を公道で走行させた場合は道路運送車両法違反となり、違反点数6点と6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金、30日間の免許停止処分の罰則が科せられます。
自分が気づかなかったとしても走らせたのは自分ですから、仕事に行って大変なことになるかもしれません。
また、車検だけでなく自賠責保険も切れている場合は処分が重くなり、処分内容は違反点数6点と90日間の免許停止、1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金となります。
かなり重たい処分ですよね。
自分の身を守るために車検の日付は確認しておいた方がよさそうです。
では、他に訪問の車で起こりうるトラブルとはなんでしょうか?
●オイル交換せず故障
エンジンオイルはエンジン回りの潤滑、密封、冷却、洗浄、防錆といった作用があります。
一般的に5000キロでの交換が必要なエンジンオイルは交換せずにいると燃費の低下を招きます。
その程度であればよいのですが、更に放っておくと、エンジンの調子が悪くなる、エンジン内部の部品が摩耗するといった場合があり、故障の原因になります。
最悪の場合、エンジンが焼き付き車が動かなくなるので、こうなる前に必ず交換時期を確認して対応していきましょう。
現にエンジンオイル交換をせずに車が故障した訪問看護ステーションはいくつか存在しています。
●駐禁でレッカー
訪問看護で路駐をした結果、車がレッカーされてしまい、動けないという場合があります。
もし、レッカーされたらすぐに取りにいかないといけないので、事業主や管理者と相談して誰かが取りに行きましょう。
特に注意すべき場所は消火栓の横やトンネル内、交差点のそばやバス停、交通量が多い場所です。
こうした場所に停めるのは避けて、トラブルを回避していきたいですね。
いかがだったでしょうか?
皆さんの考える車トラブルもよかったらコメントに残していってください。
トラブルなく、仕事をしていきたいですね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。