作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【作業療法】OTのよくある退職理由って?

こんにちは。

 

年が明けると新しい年度に向けての動きが出始めます。

同時に退職者も出やすい季節。

作業療法士はどのような理由で退職することが多いのでしょうか?

 

●よくある退職理由

①他の領域への挑戦

明日を夢見る管理薬剤師見習いの写真

リハビリの業界にいると、急性期、回復期、生活期など患者さんや利用者さんのいるステージが違います。

急性期で働いていても、その後が気になって回復期に転職したり、集団や在宅での介入がしたくなって生活期で働きたくなることもあります。

 

違う領域で患者さんや利用者さんを見たいという理由は比較的前向きな理由であることが多いので、悩んでいるなら自分のやりたい分野で求人を探すといいかもしれません。

 

また、人脈が広がれば、違う分野からの引き抜きで病院から施設や訪問に行くこともあります。

うまく引き抜かれれば、自身の待遇改善にもつながるかもしれません。

 

②他業種への挑戦

「リハビリに関わってみたけど、自分は本当にこの仕事があっているのだろうか」

こう感じる人は少なくありません。

 

このように感じた場合は退職や他業種への転職も考えてみる時期かもしれません。

軸ずらし転職など少しずつ他業種へ移行する場合もあれば、一気に違う分野に行く場合もあります。

私の知り合いでも会社員やカフェ経営など全く違う分野へ行った人は少なくありません。

 

③家庭の事情での退職

ブークをもった新婦の左手の写真

近年は学校で知り合い、卒業後は遠距離恋愛というケースも増えました。

その場合、一般的に結婚するとなった時にどちらかが、引っ越し、転職することも多いです。

 

また、出産や育児で家庭に入る、両親の介護で仕事を変えるケースもあるため、こうした家庭の事情で退職することも少なくありません。

 

 

●注意すべき退職理由

①給与面

まずは給与面。

現在の給与に不満があり、一旦は新しい職場で上がっても、人間には「慣れ」があります。

同じ給与をもらっても人間の脳は報酬を感じにくくなっていき、やがて不満につながることも。

 

もちろん、給与は大事ですが、それだけで退職を決めてしまうと後がしんどくなるかもしれません。

 

②人間関係

社内の企画会議の様子の写真

どこの職場にも様々な性格の人はいます。

今の職場で不満があって退職しても、新しいところでうまくいくとは限りません。

 

不満があるのであれば、どこに不満があるのか、改善されそうか、どこまでなら妥協できるかなど考えた上で退職を決断しましょう。

 

いかがだったでしょうか?

一つの職場で働くのも、転職するのも個人の自由。

一度きりの人生、後悔しないように進みたいですね。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう。