こんにちは。
皆さんは今アパートですか?
持ち家ですか?
私自身は昨年中古物件を購入し、リフォームしました。
今回はその中で感じたお金に関する体験談を書きます。
これから家を買う方、買った方、アパート派の方も1つの意見として楽しんでもらえたらと思います。
●借金の感覚が少ない
住宅ローンは低金利とはいえ、借金です。
金利の違いがあれど、クレジットカードや消費者金融で借金があることを家族や友人に話した場合、「別にいいんじゃない」とか安易に「大丈夫だよー」と言われることは少ないですよね。
ですが、住宅ローンの場合、「3000万のローンがあって、年利1%でだいたい月85000円返してて」と伝えてもあまりそれが借金だからやばいという方はいません。
感覚的には家賃を払っているだけになることもあります。
ですが、離婚や近所トラブルなどで住めなくなった場合、売値より残債が高ければ、借金が残ることになります。
アパートであれば、引っ越しても引っ越し代はかかっても借金は基本的に残りません。
すごい額の金額を出資してもらっているにも関わらず、その認識は意識していても薄いので、危険だなと感じます。
●予算を簡単に超えてしまう
リフォームをしようとすると本当にあれこれ意識してしまいます。
ついつい最初に思っていたところ以外も気になって追加発注してしまったり…。
中古の場合は内覧が終わってから本当に大事なポイントは全て考えておいた方が良かったですね。
数万円の追加であればまだ簡単だったとしても、数十万追加となると負担は一般的に非常に重くなってきます。
新築の場合も追加であれこれすると予算が簡単に上がってきますし、家具もそろえるの予想以上に金額がかかったなんてこともありますよね。
私たちがまさしくこの追加リフォームと家具の出費に苦しみました。
譲歩できる部分とここだけは譲れない大事なポイントは持っておいて予算を組んでいきましょう。
●想定しない修繕費が隠れていることも
中古の場合は現状渡しのケースがあります。
つまり、購入する段階の家をそのままもらうということです。
例えば、住んでから電球が切れていて、LEDだから思わぬ出費になったとか、扉が数日住んでみたら傾いてきて修繕費がかかったなどですね。
いざ住んでみないと分からないことは多々あります。
内覧では何回行っても1日の一部を切り取った状態しか見れません。
後で気になることは本当に出てきます。
特に外壁が塗り直さないといけない場合などは100万円前後の費用がかかる場合もありますから、確実にチェックしておきたいですね。
●国の方針で計画が崩れる
住宅を購入する場合、住宅ローン控除を利用するケースが多いです。
昨年までは住宅ローン残高の1%(上限は住宅価格4000万円まで)となっていました。
ところが、現状の住宅ローンは超低金利で1%を下回るものがほとんど。
控除という名目が実際には利ザヤで住宅購入者が控除以上の額を手に入れられることが問題となり、2022年から0.7%に引き下げられました。
変わることは分かった段階での購入でしたが、私にとって思ったより引き下げ額が大きかったので、痛手となりました。
国の方針で一瞬で状況が変わるのには注意したいですね。
住宅ローンの多くが「手取り月収の30%以内」or「総額が年収の5~7倍」で推奨されています。
無理ない返済計画を立てておきましょう。
いかがでしたか?
住宅購入は人生で本当に大きな買い物です。
多くの方が人生で一番の出費で、返済していくのは大変ですよね。
ですが、こちらのように良い面もありました。
皆さんにとって住宅の価値はなんなのか考えながら、持ち家にするのか、アパートにすうのか決めていってもらえればと思います。
ではでは。