作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【消防団】操法大会延期・中止へのコメント

こんにちは。

 

Twitter消防団関連では操法大会への話題が尽きません。

時々、国会議員の方も国会で意見してくれたりという事も話題に上がっています。

また、Twitter上では廃止への動きを進めていきたいという意見が多く見られます。

 

私もこちらで書いています。

rihaot.hatenablog.com

本日は操法大会が中止や延期された今年度~来年度に市議会議員、町議会議員の発言を3つほど取り上げます。

 

①細谷みつひろ議員(埼玉県三芳町議会議員、58歳)

細谷 みつひろ

出典:https://go2senkyo.com/seijika/178480/posts/185862

細谷議員は過去に分団長経験もある議員のようです。

令和3年度の町の操法大会中止について選挙ドットコムでのコメントを一部掲載させて頂きます。

「コロナ渦の中、仕方ない所もありますが、屋外開催なのに残念です。本年度の分団長さんは、操法大会も中止、特別点検も中止、最後の晴れ舞台の出初式も経験出来ず中止と言うことで、非常に残念に思います。
(別の屋内行事については)室内なのでしかたないですね。普段仕事を持ちながら、消防団活動をしていただいている、団員の皆様には、感謝しかありません。ありがとうございます。」

 

操法大会中止については残念としながらも団員活動に謝辞を述べるコメントになっています。

過去に分団長という立場でもありましたし、分団長についてのコメントもあります。

令和3年度の中止については肯定も否定もしていないような立場ですね。

 

続いて2人目の方です。

 

山下洋輔議員(千葉県柏市議会議員、42歳)

山下 洋輔

出典:https://go2senkyo.com/seijika/6616/posts/123899

山下議員は元教員の議員です。

消防団経験について明記はありませんでした。

令和2年度の市の操法大会延期(結果的にはその後中止)についてコメントしています。

一部を掲載させて頂きます。

新型コロナウイルス感染のリスクを判断する3つの条件である「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場所」に該当し、参加者に感染のリスクがあります。

消防団員は生業を持ちながらの訓練となり、様々な職種が集まり、大会に向けて、早朝、夜間、休日の訓練を集団で実施することから、感染のリスクが高まります。

消防団員が集団で感染した場合、地域の消防力の維持に支障をきたすおそれもあります。

消防操法大会は、「自分たちのまちは、自分たちで守る。」という精神で、それぞれの職業のかたわら日夜地域の消防活動に従事している消防団員が、日ごろの訓練の成果を発表し、披露、実演することにより、消防操法技術の向上と士気高揚を図り、地域防災体制の強化に役立てることを目的としています。

この状況において、消防団員の負担や感染拡大のリスクを減らすべきと考えます。」

 

この方は昨年度の操法大会中止を指示しています。

感染リスクが高い状態での操法大会開催は避けるべき

このような立場でのコメントに感じます。

 

では、3人目の方です。

 

③下田けんご議員(千葉県君津市議会議員、39歳)

下田 けんご

出典:https://go2senkyo.com/seijika/63498/posts/214431

下田けんご議員は元NHKディレクターの議員です。

もしかしたら色々な現場も見ているかもしれませんね。

令和3年度の市の操法大会中止を受け、以下の様にコメントしました。

一部を掲載させて頂きます。

「団員や家族を第一に考えた素晴らしい判断です。

練習は密着する場面も多く、大きな声も出します。

職場、家庭を行き来する点、練習や仕事で団員の多くが疲れた状態になる点などもコロナ対策として課題があります。

千葉県大会を行う千葉県庁よりも、全国大会を行う総務省消防庁よりも率先した判断は、指揮命令系統や、組織を重んじる消防にあって勇気のいる決断だと思います。

特に今年は新しい消防学校が完成した千葉県市原市が全国大会の会場となる予定であり、メンツという意味では、中止を口にするのは、かなりの難関と言う方もいました。

4月からの練習が迫り、多くの団員は悩んでいました。

そこを考え、君津市が決断したこと、できたことが誇らしいです。

実際多くのまちは様子をうかがっており、きっと君津市のあとに続くでしょう。

様々な交渉、流れをつくり団員のために動いてくれた消防団幹部の皆様や、

議会、市長、関係者の方々のおかげです。」

最後にありがとうございましたと締めくくられています。

 

「団員の生活のために操法大会は中止すべき」

このような立場で話をしてくれています。

山下議員は感染の観点から操法大会の危険性を伝えてくれていました。

下田議員の場合は団員の負担の観点からも中止を英断と述べています。

団員の負担についても言及してくれているのは私を含め、ありがたいと感じる方は多いのではないでしょうか?

 

君津市の驚くべきところは千葉県内で全国大会が予定されていたのに中止したことですね。

消防団もかなり周囲のメンツを気にしますから、自分の県で全国大会があるのに中止にするという判断はなかなか下せないものです。おそらく私の分団では無理でしょう。

 

新型コロナウイルス流行がおさまってくればどうするのかは各自治体の判断によるところと思います。

しかし、今回の新型コロナウイルス流行は私たちの生活含め、消防団のあり方を考え直すいい機会にもなったと思います。

 

今後、下田議員の言う様に君津市に続く自治体がどの程度出てくるのか注目したいですね!

操法大会中止」

このワードが少しでも多く聞けることを願っています。(私の自治体も)

 

ではでは。