こんにちは。
今回は買い物をしたときのポイントについて取り上げます。
皆さんはポイント有効期限までに使い切れていますか?
日本のポイントの総額や期限切れで消失するポイント、なぜ使い切れないのか、どうしていくといいのかについて取り上げます。
●1年間のポイント総額・期限切れの総額
日本人はポイント好きと言われており、2015年のアンケートでは93.9%の人がなんらかのポイントを貯めていると答えました。
そして、年間のあらゆるポイントを総額すると
「1~2兆円(1~2兆ポイント)」
すごい額ですよね!
一方、その中で期限切れで消失するポイントは
「500億円(500億ポイント)」
これまたすごい額ですね!
しかも大手ポイントカード会社でこの金額ということなので、条件に入らなかった企業をあわせると更に大きい金額になると思われます。
皆さんもポイントが知らない間に消えていたなんてこと経験したことあるのではないでしょうか?
総額としてみるとすごい金額が失われていることが分かります。
●なぜ使い切れないのか
では、なぜ使い切れないのかというと、根本的にはお金と違って有効期限があるからです。
お金は何年持っていても価値が明日から突然0になるということはほぼありません。
以下の理由が考えられます。
・お金と同程度の価値という意識が低い
・ポイントが分散してしまい、管理できない
・ポイントのシステム自体を理解していない(気にしていない)
順番に見ていきます。
①お金と同程度の価値という意識が低い
例えば100ポイント貯まったとしても100円と同程度という意識は低い傾向があります。
これはクレジットカードなどと同じで現物として見えない資産だからです。
現金の様に財布の中身が減っていくと使っているのが実感できますが、クレジットカードやポイントは目に見えず、重さも感じないので、どうしても貯まった・使ったという意識が低くなります。
お金を1000円落としたら、損した気分になりますが、ポイントは1000ポイント失っていても気づくことすらできず、教訓を次にも活かしにくいんですね。
②ポイントが分散してしまい、管理できない
ポイントカードって本当に多くないですか?
近所のスーパー、薬局では独自のポイントカードが多くあると思います。
財布の中身がポイントカードでパンパンなんて人もいますよね?
ポイントが分散すると管理が難しくなり、金額としても少額になります。
10000ポイントあれば覚えているかもしれませんが、500ポイントが20個のポイントカードであっても管理がしにくくなるのも理由の一つなんですね。
③ポイントのシステム自体を理解していない(気にしていない)
よく分からないけど、とりあえずお店の人に勧められたからポイントカードを作ったなんて経験あるかもしれません。
何円で何ポイント貯まって、いくらから使えるのかということを気にせず、「とりあえずお得なんでしょ」と思って作ると管理できないことが多いです。
カードによっては10000ポイントから換金可能なんてポイントカードもあります。
そんなカードを持っていてもなかなか有効に使えず、ポイントが消えてしまったなんてこともあるかもしれませんね。
●対策
では使い切るための対策を上げると
・スマホで管理する
・使うポイントカードを集約する
・早めに使う
①スマホで管理する
マネーフォワードミーなど金銭管理を行うアプリが今は多くあります。
マネーフォワードミーでは「楽天ポイント、ALマイレージ、Tポイント、dポイント」などを管理してくれます。
ついつい忘れがちなポイント管理をスマホを見るだけで確認できれば忘れることも予防できそうですね。
②使うポイントカードを集約する
ポイントカードが多くなれば、ポイントが分散し、どこにどうなっていたか分からなくなります。
必要なポイントはいずれかのポイントで集約して使うと効率的に貯めて消費することが可能できそうですね。
大手で言えば、楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイントなどに集約すると良いかもしれません。
③早めに使う
「早めに使う」
間違いなく最強の手段です。
貰った分だけ早めに消費すれば忘れる可能性はありません。
ポイントを貯めようとすると、つい余分なものまで買ってしまうこともあるので、もらったら使ってしまうぐらいに構えていた方が無駄遣いも減るかもしれません。
いかがだったでしょうか?
たかがポイント、されどポイントです。
ポイ活については賛否両論ありますが、もらう以上はうまく使わないと損ですよね!
私自身、ポイントは大好きです。
小さなことかもしれませんが、ポイントをコツコツ使うことも家計にとっては大切です。
ぜひポイントとうまく付き合ってより良い生活を送っていきましょう!
ではでは。