こんにちは。
取り上げるのが遅くなってしまったのですが、消防団出初式後に新型コロナウイルスのクラスターが発生したとの噂がありました。確定情報ではなく、Twitterでの色んな方々のつぶやきが情報元なので、本当なのかは定かではありません。
しかし、あり得ない話ではないと思います。今回はそれについて取り上げます。
出初式についてはこちら↓
まず、語弊を招かないようにしておきたいのですが「出初式で起こった」ではなく「出初式後に起こった可能性が高い」ということです。
今回、出初式については年末の新型コロナウイルス感染拡大があった直後だったので、自治体によって中止するところ、規模を縮小するところが多く見られました。例年と変わらぬ規模で行った団もあるようですが…。
なぜ出初式ではなく、出初式後に起こった可能性が高いかというと出初式後に飲み会が行われていたからということです。大人数がどんちゃん騒ぎをしてクラスターとなってしまった可能性があるようです。
出初式で起こった可能性もありますが、マスクなど感染対策をしながら行った点と発症したメンバーが飲み会参加者だったという点から出初式後に感染した可能性が高いです。
消防団という組織が問題視される時によく操法大会の練習や操法大会が問題視されます。(下に過去記事を貼っておくのでご参照下さい)
しかし、今回は飲み会などをしたい古い組織体質が問題を引き起こしました。今回の件が100%事実かは分かりませんが、消防団=飲み会大好きというのは大なり小なり心当たりはありませんか?
私のところは今年一年班長の飲み会など、大きな飲み会はなく、各班の飲み会も自粛するように要請が出されていました。実際に操法ガチ勢の飲み会、旅行大好き班も今年度は行っていないそうです。
しかし、知り合いのところではこの情勢でも飲み会が行われているところがあったようです。奥さんが愚痴をこぼしていたところもありました。
特にOBの威厳が強いところでは古い伝統が習慣化され、飲み会も常習化しています。とにかく活動が終われば飲むというようなシステムが田舎の古い伝統含め、常習化しています。
これではクラスターが起こっても不思議じゃないですよね?
消防団の人材確保のため、操法大会の見直し、待遇の改善が叫ばれるようになってきました。
それに加え、私自身はこの飲み会についても改善すべきだと考えています。
多いところはイベントがあるたびに飲み会をします。コンパニオンを呼んで散財するところも珍しくありません。
今は飲みニケーション強要がパワハラなどと言われる時代になりました。飲みニケーションも必要なときもあると思いますが、生活の柱である本業でないところの楽しくない飲み会なら行く必要があるのでしょうか?
自分の意志で飲み会に行ったのなら非難されて当然ですが、無理やり連れて行かれたなら組織自体を変えなければなりません。
飲み会などに関しては全部が全部幹部など上の人に取り仕切ってくれとは言えません。地域のOBの存在が大きい自治体があるのは事実です。特に田舎では年功序列が顕著で年上の言うことは聞くのが当たり前という雰囲気も見られます。
そのためOBや幹部に強要されると地域での立場上断りきれないということも起こってきます。
もし、地域のOBたちから強要された時に幹部の人たちは団員たちを守る立場であってほしいと思います。そして、団員も言われたからしたではなく、自分たちの意思を持って行動していけると若者も入りやすい組織になってくると思います。
初期消火の訓練など必要なことはしっかりとする。不要なことは変えていく。何度も記事で上げていますが、ここは徹底していきたいですね。
ではでは。
操法大会についてはこちら↓