こんにちは。
さまざまな仕事をしているとつい日常で気になってしまう職業病があります。
それは作業療法士も同じ。
今回は作業療法士がつい日常で気になってしまうものを取り上げてみます。
皆さんも同じこと気になってませんか?
●観察や推測してしまう
休日に出かけたとき、なんとなく見てしまうのが、歩き方。
周りの人の歩き方を見て、どこが悪そうとかどこに癖があるなどなんとなく考えてしまう人は少なくないのでしょうか?
また、動きを見てどのような疾患がありそうか考えてしまうのも、作業療法士の職業病。
医者ではないのですが、なんとなく自分のある知識と結びつけて考えてしまいやすいです。
成人だけでなく、子どもさんのリハビリにも関わっていると子どもさんの学校での様子なども想像してしまう人もいると思います。
そこまでいくと老若男女すべての人が気になってリフレッシュどころではない人もいるかもしれません。
なんとなくリハビリ介入のプランまで考えてしまう人もいるでしょう。
●箸や鉛筆の持ち方が気になる
作業療法士が関わる生活動作の1つが食事や書字。
洗濯や入浴、料理にも関わりますが、そうした動作は出かけ先で出会う人がしているところをみることはありません。
しかし、食事はフードコートで食べている時に見かけたり、書字もなにかのコーナーで書いている時に目にします。
特に箸はクロスして持つなど個性が出やすく、目立ちます。
目の前のご飯より知らない人の箸操作が気になって自分の箸が進まない経験をした人はかなりの職業病でしょう。
●聞く癖がつく
リハビリで重要なのが傾聴。
相手の話を親身になって聞いたり、立場を置き換えて聞くことも普段から多く経験します。
そうすると、普段からよく聞く癖がつき、友達と話していても聞き上手になっていることも。
また、聞く時に相手の目を見たり、相槌を打つなども無意識に行いやすくなっています。
自分が聞き役に回ることでうまく集団を回したりできるのも特徴の1つでしょう。
●口うるさい
聞くことも大事なリハビリですが、反対になにかの話を聞いて提案することも大事なスキルの1つです。
そのようなことを繰り返していくと、ついついなにかの話で口を挟みたくなることがあります。
例えば、身体のどこかが痛い人におせっかいなアドバイスをしたり、動き方が特徴的な友人にいらぬ話をしてしまうことも。
ものを持ち上げるときも「もっと腰を下げて」であったり「こうしたほうが膝への負担が減るよ」などおせっかいに話しかけてしまうこともあります。
余計なことをしてるなと思いつつも、つい口を出してしまうのはこの仕事ならではのことなのかもしれません。
いかがだったでしょうか?
同じようなことになったことはありましたか?
他にもこんなものがあるよという方はぜひコメントで教えて下さい。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。