【作業療法】片手で使える洗濯ハンガーのご紹介

こんにちは。

脳卒中後の日常生活動作で行いにくい動作の1つが洗濯物干し。

手を高く上げて、両手を使うことからやりにくさを感じる方も多いです。

そんな方に使える洗濯ハンガーをご紹介します。

片手で干せるピンチハンガーは楽天などで取り扱われています。

通常のハンガーは片手で開いて、そこに洗濯物を持っていかないといけませんが、このハンガーは洗濯物を持って行って挟めばそれで洗濯物が干せます。

また、外すのもワンタッチで可能。

この着脱のしやすさで片麻痺の方や高齢者の方にも使用しやすいとされます。

では、実際の使用感はどうなのでしょうか。

使用者の声を見ていくと

・一気に取れるのが気持ち良いです。

・片手で干せるのは勿論！バランスが悪くても水平になる。ワンタッチで一列毎、外すことができます。

・がっちりしていて取り外しも取り付けも片手で出来るとは便利

・片手で干せるのでとても助かります

・少ない力でクリップを止めれるので、子供が洗濯物を干すのを手伝ってくれるようになりました

このようないい評価がありました。

全体的に片手で干せる利便性や外しやすさに対するコメントが多かったです。

一方、悪い評価を見ていくと

・挟む力が弱くイライラします

・ピンチの可動域がタテ方向のみなので挟み難い

・洗濯ばさみの配列がはっきり言って悪い

・慣れるまで干しにくい

このように書かれていました。

慣れるのには練習が必要なようです。

他にもピンチハンガーではない服に使用するハンガータイプもありました。

こちらはTシャツなどの服をかけるときに使用するもの。

服の首元からハンガーを通し、装着することで片手でも楽に衣服を操作できるようにしました。

こちらも少し慣れは必要かもしれませんが、慣れれば片手で楽に洗濯ができるかもしれません。

いかがだったでしょうか？

身体を整えるのが難しければ環境を整えてできることを増やすのも大切。

いいものを取り入れてより良い生活ができるように支援したいですね。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

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