こんにちは。
この記事の公開日は9/27ですが、記事を書いている日は9/25です。
9/25は日本作業療法の日と定められています。
なぜこの日が作業療法の日と定められたのか、作業療法とはについて考えていきます。
●日本作業療法の日
先にも述べた通り、9/25が日本作業療法の日です。
日本作業療法士協会が設立されたのが、9/25であり、十数年前からこの日を「(日本)作業療法の日」と定めたようですね。
ちなみに「世界作業療法の日(World Occupational Therapy Day)」もあります。
10/27がその日に該当し、毎年テーマを決め、イベントが開催されるようです。
●作業療法伝わるか
作業療法士の悩みの種として「作業療法」とはどんなことをするのかと聞かれると答えに困るというものがあります。
実際私も迷う場面がいまだにあります。
ちなみにこのブログで2回目に書いた記事は「作業療法とは」でした。
駆け出しの頃の記事です。
説明に悩むことが多い「作業療法」ですが、日本作業療法士協会はパンフレットを作成しています。
ご存じでない方も多いかもしれないので、紹介します。
●日本作業療法士協会パンフレット
このように日本作業療法士協会は作業療法についてのパンフレットを作成しています。
知らなかった人も多いのではないでしょうか?
作業療法とは何なのか、作業とは何なのか、どんな場で活躍しているのかなど、色々な情報をパンフレットで紹介しています。
患者さんや利用者さんへの説明の1つのツールとして使用できそうですね。
他にも呼吸器疾患の方への支援、発達期に関わる作業療法、精神や整形への作業療法、訪問リハビリでの作業療法、住宅改修と作業療法など様々なパンフレットがあります。
出典のリンクから上の画像の出典から飛べるので、興味のある方はぜひ一度見てみてください。
なにかと伝えるのに苦労する作業療法。
人間は歩くから何か作業をするのではなく、作業をしたいから歩きます。
老若男女全ての人間の活動全てをさす「作業」。
この作業を支援できる、再建できる作業療法士という職業は私は好きです。
単純なマッサージ屋さんではなく、理学療法ともまた違います。
「理学」という言葉をグーグルで検索すると
1.自然科学(の中での基礎部門)。特に、物理学。
2.宋代(そうだい)、理気(=宇宙の本体とその現象)の説を唱えた哲学。程朱学。
3.哲学。
という言葉が出てきます。
物理学を基盤とした哲学を「理学」と考えると解剖学や生理学の知識からアプローチを考えることが多い印象の理学療法は文字通りの分野かもしれません。
我々「作業」療法士も文字通り、人間の活動からアプローチできるように常に考えて動いていきたいですね。
ではでは。