こんにちは。
「6月にボーナスが出た!」
こんな方も多いと思います。
ボーナスは仕事ぶりを見て評価されて金額が決まることが多いと思いますが、皆さんはどうでしょうか?
今回はリハビリの療法士が売上についてどう評価されるのか取り上げます。
●単位数
病院では1日当たりの単位数のノルマが決まっていることが多いです。
一昔前は1週間108単位まで取るのは当たり前のような風習だったのが、今の病院は16~18単位くらいのところも増えました。
このノルマに対する達成率で自分の評価が決まる場合があります。
訪問では介護保険領域では同じように20分あたりの1単位でノルマ計算されているところも多いです。
医療保険でのリハビリでもなんらかの形で換算され、単位数として計算されていますね。
まずは単位数での評価ということでした。
●売り上げ
次は売り上げです。
単位数をとれば、もちろん売り上げも上がります。
しかし、病院で気を付けたいのは疾患別リハ。
例えば、運動器のリハビリと脳血管障害のリハビリでは同じ20分でも単価が違います。
もし、あなたが運動器中心にリハビリをしていて、評価が売り上げであれば、単位数をたくさんとっても脳血管疾患で多くコストを取っている療法士より評価が低くなってしまうかもしれません。
また、総合病院で急性期と回復期を同時に見ている病院の場合、一緒に評価をつけられると急性期の方が早期加算で単価が高いというようなこともあります。
訪問では医療保険を多く回る方が単価が高くなるケースが多いです。
自分がどの領域で働き、どう売り上げ計算されているか知っておくことは重要です。
●出勤日数で割られているか
ここでもう一つおさえておきたいのが、出勤日数で取得単位数や売り上げが割られているか。
もし、総合的なコストだけで見られていた場合、有給休暇を取ると、他の人よりコストが少なくなり、評価されない事態になりかねません。
ちゃんと出勤日数で総合コスト数を割って計算してくれていれば、有給消化もしやすいですが、そうでなければ有給消化が難しくなるかもしれません。
自分の職場がどうなのかを知ることは働きやすさにも直結するので、ぜひ知っておきたいですね。
いかがだったでしょうか?
自分の数字がどこでどう評価されるのかはボーナスだけでなく昇給にも関わります。
知っておいたほうが良い数字を把握し、患者さんや利用者さんにしっかりとしたものも提供していきましょう。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。