こんにちは。
リハビリなど医療従事者は給与面での苦労や愚痴が多く聞かれます。
そんな中、老後資金のためにNISAやつみたてNISAを利用している方も多いはず。
ところが、今回政治家からそんなNISAにも課税すべきという話が出ました。
今回はその件について取り上げます。
●事の発端
今回、事の発端となる発言をしたのは立憲民主党の江田憲司議員。
出典:江田憲司 - 立憲民主党
立憲民主党の党代表代行として活躍されるなど、一議員ではなく、野党の中でも立場のある方の様です。
そんな江田議員がとあるテレビ番組で、金融所得に関する税率を「せめて30%、国際水準並みにしていく」と発言した後、低中所得者層が積み立てるNISAの取り扱い「同じように(税率を)かける」と述べました。
江田議員は資産1億以上の富裕層に向けて述べたメッセージだったそうで、即座に謝罪しましたが、ネット上ではこの発言が話題となり、物議をかもしました。
●立憲民主党は火消しへ
出典:枝野幸男(立憲民主党)#変えよう (@edanoyukio0531) | Twitter
そんな中、今回の発言を重く受け止め、立憲民主党の枝野代表がTwitter上で以下のコメントを出しました。
「一部幹部の発言が誤解を招いていますが、立憲民主党は、将来不安解消の観点から、NISAやつみたてNISAについて、制度拡充を訴えています。課税強化は考えておりません。」
代表が火消しに回り、立憲民主党の立場としてはNISAやつみたてNISAを課税対象とするために動くことはないようです。
●当面は大丈夫?資産形成戦略は?
今のところは野党の一幹部の発言であり、与党の発言でもありません。
今回の衆議院選挙で立憲民主党が与党になったわけでもないので、気にせず、
「(つみたて)NISAで愚直に積み立てる」
この戦略で大丈夫そうです。
ですが、自民党の総裁選の時に株の配当金などの課税対象を現行より10%近く高い30%にしようとする発言は聞かれました。
今後、政治を誰が運営するかで方針は変わることがあります。
リハビリ職は国の方針が変われば、働き方が一気に変わります。
それに加えて、老後戦略や資産を増やすためのNISAやつみたてNISAが変われば、更に大きな変革を求められます。
注意しながら資産を築いていきましょう。
本件とは直接関係ないですが、いち医療従事者としてはこちらにも注目しています。
ではでは。