こんにちは。
リハビリの仕事をしていると介護保険でのレンタルや購入に関わることが多くあります。
何がレンタルで何が購入なのか勉強したこともある方も多いですよね。
今回は介護保険の購入費の支給対象に排尿予測機器が入るという話題を取り上げます。
●介護保険を利用した福祉用具の購入
まず、介護保険を利用した福祉用具の購入についておさらいです。
福祉用具の購入は介護保険取得者ならだれでも利用可能(一部商品は重度の介助を要する人限定)。
金額と期間は4月1日から翌年3月31日までの年度ごとに10万円まで補助が出て、自己負担割合に応じて自己負担額が決まります。
例えば自己負担が1割なら10万円払って9万円が還付されるような仕組みになっているんですね。
購入対象物品はポータブルトイレや入浴用の椅子など衛生的にレンタルでは不十分なおのが該当します。
四点杖などは消毒すれば別の方が使っても抵抗はあまりないですが、ポータブルトイレなどは抵抗ありますよね。
そうした商品が購入対象となります。
●排尿予測機器
こうした商品に新たに来年度から入ることになってきたのが、排尿予測機器。
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DFreeという会社に聞き覚えがない方もいると思いますが、オムツなどの販売も手掛けているようです。
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このDFreeの排尿予測機器は腹部につけておくことで、超音波が膀胱のふくらみを検知し、排尿のタイミングを知らせてくれるものです。
アプリもあり、機械が検知したらアプリに通知が行くようになっており、出てしまった時もアプリで知らせてくれるようですね。
お客様の声を見ると、過活動性膀胱の方や家族(親や子)の介護をする方々が利用されていました。
漏らしてしまう心配が減ることでオムツからパンツに切り替えることができたり、オムツ排泄だった人が家族の介助でトイレに行ける可能性が出てくる機械ですし、うまく生活の質(QOL)向上に繋がればいいですね!
一つ気になるのは、販売価格や装着用シートを購入すると今のままだと5万を超えてくるところです。
年度ごとの補助金は10万なので、すぐに上限に達してしまう可能性があります。
高価なものですし、うまく導入タイミングを図っていきたいですね。
新しい物品にアンテナを張って介護保険利用者の方の生活がより良くなるよう共に歩んでいきましょう!
DFreeが気になる方はこちら
個人向け | DFree - 排泄予測デバイス/Toilet Timing Predicting Device
ではでは。