こんにちは。
新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
東京では1日5000人を越え、全国の感染者数も過去最高を更新し、右肩上がりです。
今回は感染者が激増し、初めて東京で2000人を越えた1月の時期との比較をみていきます。
感染者は激増しましたが、陽性率はどうなっているのか確認していきましょう。
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●陽性率とは
陽性率とは「検査人数に対する陽性者の割合」です。
1000人検査して100人陽性なら、陽性率は10%となります。
東京都のデータなどでは過去7日間の平均が計算で用いられています。
最初に新型コロナウイルスが流行した時の陽性率は一時30%超えという時がありました。
これは全体の検査数が少なかったため、数字が大きくなったとされています。
その後、一桁台で推移し、今年の1月に爆発的に流行った際には約15%前後まで上昇しました。
陽性率からも感染拡大していたことが分かります。
●今回の陽性率は
8/7時点の東京都の陽性率は21.3%!
一ケ月前に一桁だった陽性率は、オリンピック開始前に10%を超え、ついに20%を超えました!
検査すると5人に1人は陽性という事なので、多いですよね。
右肩上がりで上昇しており、どこまで上がるのか分かりません。
1月の数値を軽々と超えてしまっているため、今回がいかに大変な事態かよく分かります。
●検査の幅を広げれば陽性率は下がるが、もっと陽性者は出るかも
新型コロナウイルスが流行する度に濃厚接触者の定義が変更されることが何度かありました。
特に一時期、飲み会でマスクを外してしゃべっても濃厚接触者に当たらないとされていた時期もあります。
これが現在どの程度対応されているのか分かりませんが、続いているとしたら、市中に感染者は更に隠れている可能性があります。
ただし、飲み会した人を検査した場合、陰性者が増え、陽性率が下がる可能性もあります。
検査の幅によって数としては変わってくるかもしれません。
いずれにしても感染者が拡大していることについては事実です。
実際PCR検査数は今年の1月と大きくは変わっていません。
今年の1月と同じ数の検査数を行い、陽性者が増えているという事は間違いなく新型コロナウイルス患者が増加傾向ということです。
どこでどうウイルスをもらうかは分かりません。
明日は我が身です。
手洗い、うがい、マスク、人混みや騒ぐ宴会を避けるなどしっかりと自分や周りの大切な人を守って過ごしてくださいね!
ではでは。