こんにちは。
昨日は日大と関西学院大学の因縁の試合がありましたね。危険タックルといわれ、社会問題となった事件から数年が経ち、両者の試合が行われました。当時怪我をしたQBの選手も試合にでて、今回はクリーンな試合が行われました。
今回は故意ではなく、アメフトというスポーツの中でで起こる怪我について調べてみました。大学アメフトで起こる怪我について1999年から2008年までの十年間をまとめた研究です。ネット上でも見れるので、詳しく読みたい方はそちらを参考にして下さい。
この研究ではポジション別や受傷部位別についてまとめてあります。
ポジション別ではランニングバックやオフェンスラインといったボールを抱えて動くポジションに怪我が多いことが示されています。タックルを受けやすい場所でもあるので、怪我としては多くなのでしょうね。
部位別では下半身の怪我が多いようです。負担がかかる場所であり、全体の怪我の4割を占めるそうです。徐々に痛みがまして怪我となることが一番多いそうですが、タックルをする、受ける際にも怪我をすることが多いようです。あれだけ激しくぶつかるのですから、捻挫、筋や靱帯の断裂も頷けますね。
一方でクォーターバックのようにパスを出すポジションは脳震盪など頭部の怪我が多いようです。危険タックルの際は首だったと思いますが、不意にくるタックルはやはり怖いですね。頭部の怪我は全体の10%を占め、首の怪我も7%弱あるそうです。
激しいスポーツである以上怪我は避けられないと思います。実際私の友人も脳震盪を起こしたと聞きました。作業療法では下半身の怪我では関わることは少ないかもしれません。しかし、頭部の怪我ではリハビリで関わることがあるかもしれません。そうなった際は競技に戻れるよう全力で支援できればと思います。
どのスポーツでも怪我にはくれぐれもご注意下さい。
ではでは。