こんにちは。
仕事や普段の生活で悩むことはないでしょうか?
そんな時にストレス解消で遊ぶこともあれば、自己啓発本などでやる気を出す人もいるかと思います。
今回は手軽に読みやすい自己啓発本として「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」をご紹介します。
●アルフレッド・アドラーとは
オーストリアの精神科医、精神分析学者、心理学者で、フロイトやユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人とされます。
自身の理論を他者が用いることに寛大で、関心がなかったともされており、それがフロイトやユングに比べ、知名度が低い要因とされました。
また、論文や著書が少なく、理論が体系化される前になくなったことや、弟子たちが組織をあまり作らなかったこと、アドラー派の人物にユダヤ系が多く、ナチスドイツに迫害されたことも要因とされています。
しかし、マズロー、カール・ロジャーズなど多くの心理学者はアドラーの影響を受けているそうです。
では、続いて、アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉について特徴を取り上げます。
●本の特徴
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この本の特徴は子育てやコンプレックス、自己効力感などカテゴリーに分けられたものを100の言葉で綴っています。
この本のいいところは読みやすさ。
見開きの半分がアドラーの言葉、左半分が解説となっており、それが100続きます。
サクサクと読めるため、時間がない方にもぴったりな本となっています。
●心に残った言葉
最後に私が心に残った言葉を3つ紹介します。
①どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ
目標がある限り、その目標に対して劣等感は生まれるというもの。
例えば、大谷翔平のように背が高く、小顔で、大金を稼ぎ、唯一無二の野球選手という誰もがうらやむ人物であっても目標がある限り、そこへの劣等感は生まれます。
その劣等感でくじかれるのか、前に進むのかはその人次第。
私も劣等感に負けず、克服していきたいと感じました。
②問題行動に注目すると人はその問題行動を繰り返す。 叱ることは悪い習慣を身につけさせる最悪のトレーニング なのだ
子育てをしていると叱ることは多いです。
ですが、それで注目を集めると子どもは悪癖を覚えます。
なにかあれば叱るのではなく、対話やどこような出来事が起こるのか経験して学習させていきたいです。
③子どもは感情でしか大人を動かせない。大人になってからも感情で人を動かそうとするのは幼稚である
大人になっても感情で相手を動かそう、揺さぶろうとする方はいます。
そういった方に感情でぶつかっても逆効果。
感情でぶつからず、理性的に考えてから動く自分でありたいと思います。
いかがだったでしょうか?
100ある言葉から響く言葉が見つかるかもしれません。
皆さんのおすすめの本などもあればコメントで教えて下さい。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。