作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【その他】クリスマスシーズンの売れ行き

こんにちは。

 

今日はクリスマスですね!

とはいっても祝い事をする状況ではないのですが…。おうちクリスマスの状況でどのような商品が売れているのか?気になったので楽天市場で見てみることにしました。

集計日は12/14~12/20までのクリスマス前の1週間です。総合ランキングでどのようなものが売れているのか?11月の月間ランキングTOP20と比較し、見てみました。

 

この1週間でランクインしたものとしては、

20位:Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森セット

17位:ドゥーブルフロマージュ食べ比べセット、ルタオ

16位:サンク デリス(5種45個入り)、ヨックモック

15位:サロニア福袋(ドライヤーなど)

11位:30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいBlu-ray

10位:特大ほたて貝柱1kg

8位:北海道グルメ福袋

6位:おせち「板前魂の大吉」

4位:ボイルずわい蟹3kg

3位:桃太郎電鉄

 

というものでした!

ランキングを見るとクリスマス商戦が10位台に下降し、正月向けが上位に上がった雰囲気を受けますね。ちょっと遅かったかもしれませんが、クリスマスはやはり、ゲームが上位に来るようですね。Nintendo Switch強いですね。大人も子供も巻き込んでやってる人多いですもんね。桃鉄もみんなでがやがやできますし。

 

変動があった中、クリスタルガイザーや炭酸水、パンパースなどは上位をキープしており、さすがの強さです。いつ見ても入ってますね。強い。

 

1位と2位については11月の月間ランキングから変動なく…

 


 

 


 

この二つが1位を取ったり取られたりしています。

蟹強いですね。鍋のおいしい季節だからでしょうか?私も食べたい(笑)

 

皆さんもクリスマスに向けてなにか買われましたかね?私はチキンとケーキを買いました。

 

ではでは。よいクリスマスを。

【感染症】マスクの通気性

こんにちは。

 

皆さんはどのようなマスクを普段お使いでしょうか?不織布マスクやウレタンマスク、布マスクなど人によって色々なものを使用されていると思います。実際使ってみてどれくらい効果があるんだろう?と思うこともありますよね。今日はマスクの通気性について記事にしていきたいと思います。

 

不織布マスク

吸い込む飛沫量:70%カット

吐き出す飛沫量:80%カット

〇布マスク

吸い込む飛沫量:35~45%カット

吐き出す飛沫量:66~82%カット

○ウレタンマスク

吸い込む飛沫量:30~40%カット

吐き出す飛沫量:50%カット

○フェイスガード

吸い込む飛沫量:小さな飛沫は効果なし

吐き出す飛沫量:20%カット

○マウスシールド

吸い込む飛沫量:小さな飛沫は効果なし

吐き出す飛沫量:10%カット

 

やはり、身近で効果があるのは不織布マスクみたいですね。コロナウイルス流行語はJHPIA(全国マスク工業会)でないマスクも増加しましたから、一概に効果は言えないのかもしれませんが、一番良いのは不織布マスクのようです。

ウレタンマスクは様々なものが増えてきましたが、効果は少し劣るようです。それでもおしゃれもしやすいので、好んで使う方も多いと思います。

一方でフェイスシールドや、マウスシールドはあまり効果がないようです。特に吐き出す量が抑制できていないのは致命的ではないのかなと思います。フェイスシールドはまだマスクと併用できるので目を守るという意味ではいいと思います。ですが、テレビでよく見かけるマウスシールドは雰囲気だけで効果はないってことですからね。それで飲食店やデパ地下のリポートをするなどするので、感染予防としては意味がないのかもしれません。ですので、距離をとったり、消毒をするなどそちらで感染予防をしっかりしてほしいです。

 

本当に予防したい方にはN95マスクもあります。

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これは現場でも使われ、予防としては一番と思いますが、なかなか高価であるのと、息苦しさがあるので普段使いには向かないと思います。もし、家族がコロナになった時に厳重に予防したいという場合には備えておいてもいいかもしれません。

 

うちは不織布マスクをしっかり備えて我が家の感染予防に備えていきます。

 

N95マスク


 

 

不織布マスク


 

 

ウレタンマスク


 

 

記事の詳細はこちら

マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】 | HuffPost Life (huffingtonpost.jp)

 

 

ではでは。

【感染症】コロナウイルスでの偏見

こんにちは。

最近コロナウイルス関連ばかりですみません。ただ、それだけ社会問題になってるワードかなと思います。
今日は日本看護管理学会の出した声明を取り上げます。

「国民の皆さま、ナースが危機を迎えています。コロナウイルスに感染した患者さんの最も近くにいるのはナースです。この長期戦の中、ナースは身も心も疲弊してきています。

コロナウイルス感染患者が増加すると、看護管理者は、一般の病棟を一旦閉じてコロナ対応病床にナースを移動させるしかありません。ナースたちは、今まで自分が看護してきた患者を同僚に預け、コロナ病棟に向かいます。
ナースは 防護服を着ているとはいえ、患者の頬に付くくらいに顔を寄せ患者の声を聞き、孤独に苦しむ患者の手を握り、時には尊厳ある死を迎えられるように寄り添います。ナースは、家族も面会できない患者の一番身近くで、患者の生命と生活を守るのです。」

まさしく私の職場でもこの状況になっていると思います。看護師でも感染者が出ると違う病棟から応援に行き、応援を出した病棟でも通常業務が難しくなっています。本当に人が足らず、リハ職が食事の配膳を行うというような状況にもなってきています。
更に続きがあります。

「私たちは自分の仕事を全うするだけですので、感謝の言葉は要りません。ただ看護に専念させて欲しいのです。差別や偏見はナースに対してフェアな態度でしょうか?なぜナースたちは、看護していることを社会の中で隠し、テレビに出るときにはモザイクをかけなければならないのでしょう。これでは、潜在しているナースも復帰をためらいます。
皆さまには、ご自分の健康と医療現場を守るため、なお一層の慎重な活動をしていただきたい。医療専門職として、感染予防には留意しております。私たちを偏見の目で見ることはやめていただきたい。また、もしも一旦仕事から離れている私たちの仲間が、看護の仕事に戻ってこようと思うときには、周囲の方にはぜひご理解いただき、この窮状を救う意志のあるナースを温かく送り出していただきたい。」

ただ看護に専念させてほしい。
この言葉に胸を打たれます。ここ数週間の私の体験ですら、コロナウイルスが出ている職場で働いているからと偏見の目で見られ、子どもの保育園でも登園の相談をしなくてはいけなくなりました。地域の会議では代理をたててくれとも言われます。買い物に行くのも後ろめたくなり、行く行かないだけで喧嘩になることもあります。幸い、保育園はPCR検査の結果待ちの間以外は預かってくれているので、私たちはまだ恵まれている方かもしれません。場所に寄っては全く預かってくれないところもあると思います。
ここ数週間で色々ありましたが、これが数ヶ月ともなると凄まじいストレスだと思います。
コロナウイルスが蔓延した職場に勤務していても普通に勤務し、普通に買い出しに出れるそんな世の中であってほしいと思います。
最後に最前線で働かれている医師、看護師、その他スタッフの方々にお礼を申し上げて終わりたいと思います。


詳細はこちら

「涙が出てしまった」「国民全員読んで」 日本看護管理学会が悲痛な想いを訴える – grape [グレイプ]


ではでは。

【脳画像】脳画像の基本 MRI 2

こんにちは。

 

今日は脳画像の基本 MRI 1の続きを書きたいと思います。T1強調画像、T2強調画像、FLAIR、DWI(diffusion weighted image)の特徴について今日は書いていきます。

 

◎T1強調画像

脳の解剖学的構造を検出するのに優れます。脳の萎縮についても確認しやすいです。

・脳実質は灰色(等信号) 髄液は黒色(低信号)

・梗塞巣の検出には6~8時間

 

◎T2強調画像

炎症や脱髄、腫瘍病変の検出に優れます。

髄液は白色く写ります。一方で髄液周囲の鑑別は困難です。

 

◎FLAIR

T1同程度の解剖学的な構造を描出可能で、T2より脳室周囲の梗塞巣の検出に優れます。

・髄液を黒く(低信号に抑制)したT2強調画像   

・梗塞巣は発症3,4時間で検出可能

・梗塞巣の急性期~亜急性期は高信号(白)

・梗塞巣の慢性期は低信号(黒)



◎DWI(diffusion weighted image)

超急性期の脳梗塞も検出可能です。(発症1~2時間で検出可能)

・水分子の拡散(自由に動くかどうか)を検出

・動きが遅いと高信号

脳梗塞が起こると細胞内に入ってくる水が増加し、水分子の自由度が低下すること 

 で、高信号になります。 

 

以上が4種類の説明です。

まとめると、

新しい脳梗塞→DWI

古い脳梗塞→FLAIR

吸収された古い脳梗塞→T1

脳腫瘍など→T2

 

また、参考にしながら普段の臨床に活かしてもらえればと思います。

ではでは。

 

過去記事はこちら

 

 

rihaot.hatenablog.com

 

 

【脳画像】脳画像の基本 MRI 1

こんにちは。

 

今日は脳画像の見方MRI編です。

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まず、MRIの原理からいきたいと思います。

MRIとは日本語では磁気共鳴画像法といい、Magnetic Resonance Imagingの略です。

水素原子核(プロトン)に反応し、画像を描出します。

 

CTと比べ、分かりにくい部分もあるのですが、

MRIプロトンのエネルギー放出~元に戻る状態をベクトルで検出

 (スピンの方向を検出)

・原子量の大きい脂肪や血液などはエネルギー吸収が早い(元に戻るのが早い)

・原子量の小さい水(H₂O)などはエネルギー吸収が遅い(元に戻るのが遅い)

 

これらの状態を条件により見え方(検出の仕方)を変化させてT1、T2などの画像が得られます。

画像の種類としてはT1強調画像、T2強調画像、FLAIR、DWI(diffusion weighted image)があります。こちらについては次回詳細を記載します。

 

CTとの違いですが、このようになります。

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よくCTとMRIのT1強調画像がどう違うのかということも話題に上がりますが、頭蓋骨部分が白く写るのがCTとなります。

 

簡単に特徴についてまとめました。次回は前述のとおり、T1強調画像、T2強調画像、FLAIR、DWI(diffusion weighted image)について記載します。

ではでは。

 

過去記事はこちら

rihaot.hatenablog.com

 

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