こんにちは。
少し前に上がった介護職の月額6000円給与アップ。
うらやましいと感じた方も低いと感じた方もいると思います。
では、月額6000円はリハビリの世界ではどうなるでしょうか?
●武見敬三厚生労働相の発言

武見厚労相は2023年10月19日、「医療・介護・障害福祉の分野で、人材不足によってサービス提供体制が危機的事態となっていることへの対応が必要だということは、しっかりと認識している」と発言。
その上で、「介護職らの賃金が残念ながら低いという現状は早急に改める必要がある。その重要性は極めて高い」と強調しました。
その時に噂されていたのが、月額6000円の賃上げ。
武見厚労相は「私としてはできるだけ多くしたい。他の産業も含めた平均賃金と同等になるように努力し続けることが必要だ。具体的にはまだ決まっていない」としています。
●他の産業と介護職の経済格差
2023年に行われた春闘の賃上げ率は全産業平均で3%台。
一方で、医療や介護分野は1%台に留まっています。
このことから武見厚労相は「これ以上、賃金格差を広げてはならない」と話しており、国自体が本気で動くかもしれません。
では、労働組合側はどう捉えているのでしょうか?
●日本介護クラフトユニオンの反応

全国の介護職らの労働組合・日本介護クラフトユニオンは「国が意識を持ってくれるのはありがたいが、6000円ではとてもじゃないが追いつかない」と6000円の報酬アップに厳しい見解を示しました。
その理由として介護職はもともと全産業の平均と比べても低い給与水準があげられます。
もとが高ければ別ですが、もともとが低く、また、継続した給与アップも見込めるか分からないことからまだ足りないという見方をしています。
では、リハビリ職は上がるのでしょうか?
●リハビリの月額6000円は厳しい

今回、介護職で話が上がったのは、全国的に介護士が不足しているからです。
国としても処遇を良くして人材を増やしたい狙いがあります。
しかし、リハビリはそうではありません。
理学療法士は年間1万人もの人材が新たに供給され、都市部の病院では人材が飽和してきています。
十分なところにお金を回して人を増やすことはしませんから厳しい未来がまっているかもしれません。
リハビリ職は給与面だけで言えば、副業や自分なりのビジネスを生み出すなど新しい道を模索していかないといけないかもしれませんね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。