こんにちは。
昨年まで過去最高の金額まで高騰していたビットコイン。
2022年末には1ビットコイン=1000万円まで上昇するのではと言われていましたが、2022年に入って風向きが変わりました。
資産の1つとして保有、もしくは購入を考えている人もいると思いますが、色々と考え直す時期でもあります。
今回はアメリカの企業をもとに見ていきます。
●海外の企業の事例
2020年夏に暗号資産(仮想通貨)ビットコインを大量に購入したことで一躍有名になったそうです。
2020年夏当時は1ビットコインは120~130万円程度でしたが、その後は高騰し、一時期は600万円以上まで上昇する場面がありました。
この時、マイクロストラテジーでは約2000億円もの含み益があったそうです。
すごい金額ですよね。
しかし、2022年に入り、ビットコインは大幅下落。
自分の試算が半値になる。
恐ろしい事態ですね。
●ヘッジファンドは破産続出
投資信託とは「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」というもの。
つまり、投資家から集めたお金をビットコインなど暗号資産に投資し、投資家には配当を還元していくようなところです。
ここでも軒並み、破産申請する会社が2022年になってから相次ぎました。
ビットコインを始め、多くの暗号資産が大幅なマイナスになるのに利益は出せないですよね。
暗号資産のみに投資しているような商品は暗号資産が暴落すれば終わりです。
暗号資産ほど価格が乱高下するものは少ないかもしれませんが、我々も怪しい商品やブームになっている商品への一点集中投資には気を付けていきたいですね。
●乱高下に左右されないために
では、もし自分がビットコインなど暗号資産に投資したい場合はどうするかですが、それは1~3%の範囲で投資ということが大切になります。
これはビットコインなどに早期から投資しているビル・ミラー氏が提唱しているもので、例えば、自分の資産が500万円だった場合、3%にしておくと15万円分です。
もし、半値になっても7万5000円手元に残りますから、生活ができないレベルの致命傷にはなりません。
自身の生活に影響が出るほどにお金を振り分けてしまうと、下がった際に焦り、変なタイミングで売却などしてしまいやすいです。
もし、暗号資産に興味があっても自分の生活に影響の出ない範囲で購入していくことが必要です。
いかがでしたか?
乱高下の激しい暗号資産は買っておけば安心な資産ではありません。
比較的安全に増やしたいならiDeCoやつみたてNISAなどを活用しながら増やしていくのが安全と言えそうです。
貯金も含めて自分の資産をどう築き、どう増やしていくのかしっかり考えていきたいですね。
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それではまた次回の記事でお会いしましょう。