作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週1~2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

やる気を出す時に使う20秒ルール

こんにちは。

 

以前紹介した物事を始める時に使う5秒ルール。

実践している方もいたかもしれません。

今回はそれとはまた違う20秒ルール、30秒ルールをご紹介します。

皆さんはやる気スイッチどうやって押してますか?

 

●5秒ルールのおさらい

5秒ルールはアメリカの弁護士、メル・ロビンスが提唱した理論で、何かを始めようと思いついた瞬間から「5、4、3、2、1」とカウントして、0になるまでにやってしまうという方法論。

 

私たちがいつもと違う事をしようとすると、脳が自動で行動を止めにかかってしまうという脳の非常ブレーキというものがありますが、それを意識的に外そうというものでした。

実際には「朝目覚めて5秒以内に起きる」、「5秒以内にパソコンの前に座る」など簡単なことからやりたいことを決め、実践。

最終的には5秒の制約なしに目覚めたり、朝活ができればゴールです。

 

では、5秒とは違う20秒ルール、30秒ルールとはどのようなものなのでしょうか。

 

●20秒ルール

20秒ルールを提唱したのは「幸福優位7つの法則」の著者、ショーン・エイカー。

イカーは元の悪い習慣に戻ることを防ぎながら、自分のためになることを行うことを目的にこのルールを提唱しました。


イカーは誰もみな、自分が何をすべきか知ってはいるが、それを行動に移さないとしています。
例えば、誰もがみな、テレビばかり見るべきではないし、もっと運動すべきだと分かっています。

しかし、そうは分かっていても、仕事から疲れて帰ってきたとき、テレビをつけ、なんとなく横になって時間を過ごします。


そこで、エイカーは人生を変えるために「辞めたいと思う習慣をするために必要なエネルギーの量」を増やすことを考えました。


例えば、ギターを身につけたいと思ったエイカー。
イカーはギターをケースに入れて玄関のクローゼットにしまっておくのを止め、スタンドに立て、リビングの自分のソファの近くに置きました。

一方、テレビを見る習慣をやめるために、リモコンの電池を抜き、取りに行くのに20秒かそれ以上かかる場所にしまった。


すると、家に帰ってテレビを使用するのが面倒になり、手の届く場所にあるギターの練習をするようになったと言われています。

このように「やめたいと思うことを行動するのに20秒かかり面倒になるようにするようにする」という20秒ルールを設けると、人間は行動が変わるとされました。

 

●続けるコツ

1つ目は楽しいと思う事を取り入れる

5秒ルールや20秒ルールをやりたくても気分が乗らないときはあります。

そういう時は行う内容に楽しいことを少し入れてみたり、報酬を用意するのも1つです。

楽しいことや喜びを繰り返していくのが重要です。

 

2つ目は自分を褒めること

今日は早起きしたから時間をうまく使えた、気持ちのいい朝だったなど、行動を取り入れたことで良かったことを考えるのは行動を強化するのに有効です。

 

褒めることを繰り返し、小さい成功体験を自分自身の中に積み上げていきましょう。

自分にあうルールは人それぞれ。

皆さんのやる気スイッチを押すルールがあれば、下の方のコメントでぜひ教えて下さい。

 

それではまたお会いしましょう。

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