こんにちは。
脳卒中後のリハビリとして用いられるミラーセラピー。
病院ではよく用いられる手法の1つですが、ものを作るのに苦労した人もいるかもしれません。
そんなミラーセラピー用のボックスが売られていました。
●ミラーセラピーとは
ミラーセラピーは脳卒中後に麻痺した手足を鏡に映し、非麻痺側の動きを視覚的にフィードバックすることで脳の再編成を促すリハビリテーション手法です。
麻痺側の手や足を箱の中に隠し、その手前にある鏡に非麻痺側側の手足を映すことで、脳が「麻痺した手足が動いている」と錯覚するように仕向けます。
その結果、神経が促通され、上肢機能の回復を促すとされていました。
では、実際に売られている商品はどのようなものなのでしょうか。
●ミラーセラピー用ミラーボックス
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ミラーセラピー用のミラーボックスはこのような商品がありました。
蓋が取り外しで付いており、簡単に手を入れてミラーセラピーが行えます。
ただ、ネックなのはその値段。
高価なものなので、病院などでは購入できても個人で購入する人は少ないかもしれません。
ただし、ミラーセラピーは適応疾患が脳卒中以外にもあるため、他のご利用者で使える人たちがいるかもしれません。
●ミラーセラピーの適応疾患
脳卒中以外の適応疾患はこれらがあります。
・幻肢痛
切断術後の患者が経験する幻肢痛に対して、ミラーセラピーは効果的な治療の1つとされます。
健側を鏡に映すことで、脳が失われた部位が正常に動いているという錯覚を起こし、痛みの軽減につながります。
・慢性局所疼痛症候群(CRPS)
CRPSに対しても、ミラーセラピーは痛みの軽減と機能改善に有効であることが示されています。
適応疾患は複数あるので、どういった方がどのような目的で使用されたいのか確認して導入も検討してみてもよいかもしれません。
ミラーセラピーは1回15~30分程度と短い時間でできる一方、集中力を必要とします。
週3-5回の頻度で継続することが推奨されているものもあり、継続もしないといけません。
誰でもいいというわけではなく、集中でき、継続できる力のある方への導入を進めていきましょう。
また、非麻痺側の手でコップをつかむ動作を繰り返すことで、麻痺側の手でも同じ動きをイメージしやすくなり、実際の動作練習にも良い影響が見られたという研究もありました。
実際に使うのであればバリュエーションも増やしながら活用したいですね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。