作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【作業療法】3Dプリンターで自助具の作り方を教えてくれる会社ご存じですか?

こんにちは。

 

リハビリの現場では自助具に悩むことがあります。

近年は3Dプリンタも出てきましたが、作り方が分からない方も少なくありません。

そんな悩みの一助になるかもしれません。

 

 ●3Dプリンターとは


 

 

3Dプリンターとは設計データをもとにして、立体モデルを製作する機械。

試作品や型、建築模型など様々なものが作れるようになっています。

 

日本中で活用が進み、製作コストを落とす、効率化する、短期間で試作できるようになってきました。

そんな3Dプリンターを使って自助具を作っている会社があります。

 

●ファブラボ品川

ファブラボ品川は東京都品川にある会社。

加工の代行やスタジオのレンタルを行うことができ、自助具作成のアイデアや場所を借りることができます。

また、ワークショップなども行われており、有料会員になれば無料でいくつかのワークショップに行くこともできます。

 

3Dプリンターで使用するのに必要なデータも無料で公開されているものもあり、東京まで足を運べない場合でも参考にできるものがあります。

データのあるものはスプーンなどの自助具からコミュニケーションに関するものなど多様なものがありました。

 

気になる方は一度ホームぺージをチェックしてみてください。

www.fablab-shinagawa.org

 

 

●本や動画もある

ファブラボ品川ではオンラインショップもあり、こうした本も売られていました。

すぐに実践できる本であり、大量に作る、職員が多い職場では一冊あると重宝するかもしれません。

 

また、オンラインセミナーの動画も販売されています。

実際に話を聞いてから作ってみたい方にはいいかもしれません。

 

いかがだったでしょうか?

うまく活用できれば自分の負担を減らせて、いいものができるかもしれません。

数は多くありませんが、自宅に3Dプリンターがある場合はデータを渡して作成してもらうことも可能です。

将来的には自宅で作ってOTなどが修正する時代がくるかもしれませんね。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう。