こんにちは。
最近、理学療法や作業療法の資格を持って福祉用具業者に転職するケースが増えています。
福祉用具業者となれば、今までと同じようには臨床はできません。
ですが、メリットもあり、実例も取り上げながら紹介します。
●福祉用具業者への転職メリット
①今までの仕事の延長線上で、営業も行いやすい
まずは、一番イメージしやすいこちら。
リハビリ関係の仕事であれば、臨床経験を積み上げていっています。
その中でも、患者さんや利用者さんの在宅での環境調整に関わることも多くあります。
福祉用具業者となっても今まで通り、利用者さんの動きを評価し、家族さんの意向なども含めて、何が最善なのか考え行動します。
つまり、今までの仕事が非常に活きやすいんですよね。
特に回復期リハビリテーション病棟(回リハ)、老健などの施設、訪問リハビリでは患者さんや利用者さん宅に訪問することも多く、自宅での生活に絡めたことを仕事でしていることが多いです。
新しい業種にいきながらも、前職の内容が活かせるのは魅力的ですね!
また、考えがまとまりやすく、経験もある程度ある状態からスタートできるので、営業としても行いやすいです。
今までの仕事経験が無駄にならないのは転職として良い部分です。
②土日休みがとりやすい
回リハなどシフト制の病院では土日休みでないところが多く存在します。
特に病院勤務では土日休みは少ないのではないでしょうか?
福祉用具業者でももちろん、土日に仕事をすることがありますが、原則土日休みのところも多くあります。
土日休みを魅力に感じるなら転職するのもメリットになります。
③自分好みの商品開発や埋もれている商品に出会えるかも
福祉用具関連の業種で交流することで、普段から困ることを話す中で、開発部門の人と新たな用具を作り出すことができるかもしれません。
また、介護保険外で浸透していない商品にも出会えるかもしれません。
利用者さんの生活にバリュエーションを持たせやすくできるのも、福祉用具業者で働くからこそということもあります。
●静岡市の会社実例
出典:https://www.magokorokaigo.com/use/office/rental.php
静岡県静岡市にある「まごころ介護サービス」という会社の「レンタル事業部」をご紹介します。
こちらは福祉用具貸与の会社です。
応募条件は理学療法士、作業療法士で実務経験が1年以上あり、運転免許を取得していることです。
在宅での勤務実績が少ない場合は、訪問リハビリで経験を積んでからのスタートというようになっています。
原則土日休みのようですね。
現在、療法士が3名所属しているようです。
同じ療法士の立場の人に仕事を教えてもらいながら、キャリアを始められるのが魅力の一つですね!
●マツケンさん(@gororintyo)
実際に理学療法士でありながら福祉用具業者としてご活躍されているのが、マツケンさんです。
Twitterで様々な実例を紹介してくれており、勉強にもなります。
実際の動きや心情も見れるので、気になる方はTwitterからチェックしてみてください!
いかがですか?
病院などで働く療法士が飽和状態となってくれば、福祉用具業者として活躍する療法士が更に増えてくるかもしれません。
転職を考えている療法士は一度考えてみるのもいいかもしれません。
転職についてはこちらもチェックしてみてください。
自分にあったいい働き方を探していきましょう!
ではでは。