こんにちは。
新型コロナウイルスが蔓延してから様々な感染対策がなされています。
病院や施設といった大人数が集まるリハビリはもちろん、個人宅で行う訪問リハビリでも対策はされています。
今回は訪問リハビリの現場で行う感染対策を5つほど取り上げます。
●開始前後の手洗い
まずは今となっては基本中の基本ですが、手洗いです。
コロナウイルス流行前は訪問時に手洗いがなく、リハビリ後のみ手洗いをしていた事業所もあったと思います。
私の過去の勤務先もかつてはそうでした。
ですが、現在はリハビリ前後の手洗いが必須です。
ただ、訪問リハビリの難しいところは利用者さん宅によっては手洗い場を貸してくれないところがあるということです。
病院や通所リハビリ勤務であれば、手洗い場がないということはありません。
しかし、個人宅に行くと、キッチンを見られたくない、ベッドサイド以外のスペース以外に立ち入ってほしくないとの理由で手を洗わせてくれない家庭もあります。
私自身は毎回おしぼりを渡された家もあります。
感染状況を考えると洗わせてほしい場合は無理な場合は消毒で対応するしかありません。
消毒液の携帯も今は必須ですね。
ちゃんと手が洗えないと車など移動手段のところにもウイルスが残る場合があります。
アルコール除菌の紙も車に常備してハンドルなども定期的に拭いていきたいですね。
●発熱・風邪症状の確認
利用者さんやその家族に発熱や風邪症状がないかの確認も必須です。
特に他県の家族さんと接触した場合や、遠くへ出かけた場合は事前に症状がないか電話などで確認することや数日様子を見てから訪問する必要があります。
最近ではワクチンの接種状況に応じて訪問するかを決めていく場合もありますね。
もちろん、職員の体調管理も大切です。
毎日の検温や風邪症状の有無の確認は続けていきましょう。
●ゴーグルなど感染対策の物品を身につける
必要に応じて感染対策は必要です。
マスクをしていない事業所はないと思いますが、必要に応じてゴーグルなども装備していく必要があります。
特に吸痰など感染リスクが高まる場合にはガウンなども着用していくのもいいですね。
利用者さんにもマスクをしてもらうことが多いと思いますが、マスクの機能性は頭に入れておきましょう。
N95マスクもありますが、個人的には息苦しいので、極力付けるケースが少ないとありがたいです。
●ハンドペーパー(タオル)を持って帰る
忘れがちになるかも知れませんが、自分が手を洗ったペーパーが必ず持ち帰りたいです。
もし、自分が感染者になっていた場合、自分のペーパーから利用者さん宅を大変な状態にしてしまうかもしれません。
トラブルを避けるためにもきっちりと持ち帰るようにしたいですね。
●ものをもらわない
訪問リハビリでは湯呑でお茶をもらったり、飲み物、野菜をもらったりします。
ですが、ものにはウイルスがついているかもしれません。
用意してもらったものを断るのは心苦しさもありますが、感染状況が落ち着くまでは貰わない方が賢明です。
また、ものを貰うという行為が後々、トラブルになる可能性があります。
「あげたのに、ちゃんとしてもらえなかった」などとなれば、ややこしい事態になるので、日ごろから極力断るようにはしていきたいですね。
いかがだったでしょうか?
新型コロナウイルスになってしまうと家族、事業所、利用者に迷惑をかけると同時に命の危険にさらしてしまう可能性があります。
自分の身も守りながら、周りの人も守っていきましょう!
ではでは。