作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【感染】群馬の音楽イベントで不織布マスクNG!その反対の事例は?

こんにちは。

 

 外出時のマスクはウレタンや布製でしょうか?

もしくは不織布でしょうか?

今回は群馬の音楽イベントで起こった不織布マスクNG騒動と、その反対の事例を取り上げます。

 

●群馬の音楽イベントの詳細

 今回、話題となったのは群馬県で8月27日~29日まで行われた「GLOBAL ARK 2021」です。

現在は見ることができませんが、イベント前には公式サイトで「おしゃれマスク」がドレスコードで、「不織布マスクはNG」と明記されたようです。

 

サイトには続けて、

「マスクも昨今はファッションの一部。デザインマスク、手作りマスク、夏用冷感マスク・クールマスク、ネックゲイターなど、思いっきりカッコイイマスクをつけてマスクファッションを楽しみましょう」

というような文面も記載されていたようですね。

 

主催者側の主張としては

会場は屋外で、換気が良い

不織布マスクは蒸れやすく、長時間のイベントでは熱中症リスクが高まる

不織布マスクは使い捨てで、落とすと誰のものか分からなくなる

というものでした。

 

納得できるような理由でしょうか?

 

また、イベントでは酒類の持ち込みを許可しています。

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不特定多数が入り乱れる場では飲酒を禁止していますが、本当に守られたのでしょうか?

また、飲んだ状態で感染対策を取りながら、音楽を楽しむことができたのでしょうか?

 

感染者が拡大しないことを願うばかりです。

 

では、反対に布マスクなどがNGとされた事例を次に見ていきます。

 

●布製マスクをNGにした事例

フィンランドのとある航空会社が機内での布マスクやファッションマスクを禁止しました。 

 

理由は

・客と従業員の安全を最優先に考える

布製マスクは人々を感染から守るためには不織布マスクほど効果的ではない

ということですね。 

 

着用できるマスクは不織布マスクN95マスクといったマスクに限定されるようです。

ドイツやフランスの航空会社も同じような対応を機内では行っているようですね。

 

ワクチンの普及と共に、マスクなしでのイベントが海外で増加しましたが、一方で厳格にマスク着用を義務付ける会社も増えているようです。

 

 

皆さんはマスクについてどう思われますか?

マスクなんてなんでもいいじゃないかという意見や、しかるべき場所では厳格に対処すべきだという意見もあると思います。

マスクの効果も不織布は効果的で、ウレタンや布製は効果としては落ちることは言われています。

この記事も参考にしてみてください。

rihaot.hatenablog.com

 

効果から考えると「不織布マスクNG」のイベントには反対です。

不織布限定も厳しいなと思う反面、効果を考えると妥当とも思えます。

 

まずは自分がかからない、人にうつさないことを最優先に考え、時と場所を考えながら、どのマスクならそこで活動してもいいのか考えていきましょう。 

 

ではでは。