こんにちは。
今回は消防団のメリットについて考えてみました。
過去にあげた消防団の記事はほとんどが問題点について取り上げていましたが、メリットについても考えてみたいと思います。
今回挙げたメリットはこの6つです。
●人脈が広がる
●初期消火で活躍できるかも
●人探しなどで社会貢献できる
●社会勉強になる
●安くでお酒が飲める、コンパニオンに出会える
●微々たるお金がもらえる
では、それぞれ見ていきます。
●人脈が広がる
自分の住むもしくは育った地域で様々な人と関わることができます。
自分の先輩や後輩はもちろん、年代の違う人と交流できるので、色々な人の価値観を取り入れられます。
私自身、消防士の知り合いもできたりと色々な部分で人脈は広がりました。
●初期消火で活躍できるかも
仕事の都合にもよりますが、初期消火を迅速に行えば、大きな地域貢献です。
また、初期でなくとも、消火活動に参加したことは自分の中で貴重な経験になる可能性があります。
消火の大変さを知ることであたらめて火の怖さ・大変さを知り、自分の周りで火災がないように気を付けていけるかもしれません。
●人探しなどで社会貢献できる
行方不明者が出た時は捜索に出ることがあります。
無事見つけられれば、人の命を救ったという大きな社会貢献になります。
●社会勉強になる
団という組織で動くことは一つの社会で動く勉強になります。
無駄なこともありますが、社会勉強の一環としてみれば、デメリットのみではありません。
無駄だと思うことを自分の仕事ではしないようにしていければ、本業の業務がはかどるようになるかもしれませんね。
●安くでお酒が飲める、コンパニオンに出会える
自分たちはお金を払わずにお酒やコンパニオンを楽しむことができる場合があります。
ただし、そのお金は地域から集めたお金や自分たちが報酬としてもらえるはずだったお金ということを忘れないでください!
●微々たるお金がもらえる
安い自治体でも1万円以上は報酬が出ます。
幹部が持ち逃げしている自治体もあるようですが、普通に振り込まれる場合は微々たる小遣い稼ぎにはなります。
活動に対して本当にごくわずかなお金とは思いますが、ほんの少しでも稼ぎたいならメリットは感じるかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
普段は問題点しか見えてこない消防団ですが、メリットも考えてみると以上のようなものもありました。
しかし、消防団という組織は歴史と伝統の名のもとに現代とマッチしない古い体質があるのも事実です。
操法大会を始め、団員に過度の負担がのしかかり、なり手もどんどんいなくなっています。
メリットに対してデメリットが大きすぎると感じている団員が多いのも事実です。
地域防災のために必要な組織とは思いますが、無駄が多すぎます。
団員報酬の向上など団員の待遇改善に動きがありますが、お金の問題ではありません。
操法大会への動きなど団員の負担を減らしながら、最低限度の活動が行えるよう組織として変わっていってほしいと思います。
ではでは。