こんにちは。
今回は4月1日から始まった総額表示義務化でお得になるかもしれないことについてご紹介します。
4月1日から総額表示が義務化されたことでものの価格が変わっています。
税込になると色々と不都合なこともあるからです。
今回はお得になる部分や料金が色々と変わった企業についてご紹介します。
●税込表示でお得になった企業
「ユニクロ」
「GU」
この2社はお得になりました。
例えば、税抜980円の商品が税込980円となり、1980円や2980円も同様です。
今まで「価格+消費税」という表示をしていたのですが、従来の価格設定だと「980円+税(1,078円)」となり、900円台で購入できていたものが1000円台に上がってしまう印象を持たれてしまいます。
980円と表記するテクニックは端数価格と言われ、1000円と980円では20円しか変わらないのですが、大きく消費行動が変わると言われています。
そのため、ユニクロやGUは980円というような価格設定にこだわりました。
結果的に実質9%の値引きとなっています。
安くなるのは消費者としてはありがたいですよね。
しかし、全企業がそうなのかというと異なります。
●モスバーガーの場合
モスバーガーでは価格がこのように変わりました。
出典:https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2021/03/2021-0310-1655-14.html
鉄板メニューである、モスバーガーを始め、テイクアウトでは価格上昇したものが増えています。
一方で、イートインでは価格が下がったものがいくつかあります。
これは今まではモスバーガーであれば「343+税」という書き方がされており、イートインかテイクアウトで消費税が8%か10%に変わるという状況でした。
消費税が変わるわけではないのですが、イートインならいくら、テイクアウトならいくらという金額を税込で書かないといけなくなったため、紛らわしさをなくすための料金改定となっています。
●ahamoも総額表示対策!?
大手携帯キャリアが携帯料金を新しくしてきましたよね。
その中で先陣を切ったドコモもahamoですが、ahamoの価格設定も総額表示への対策とも言われています。
画像の通り、税込でも3000円を切るんですよね。
これがpovoやlinemoでは電話オプションをつけた時に同じようにはなりません。
「税込2970円」と「税込3278円」では全然印象が違いますよね?
税込での表示に合わせた戦略もドコモの中ではあったのかもしれません。
いかがだったでしょうか?
安くなるもの、高くなるもの、色々なケースがこれからもあるかもしれません。
せっかく買おうとしているのであればお得に変えるように情報をチェックしていきたいですね!
ではでは。