こんにちは。
本日はリハビリとSNSについてご紹介します。
Facebook、Twitter、インスタグラムなどSNSは私たちの生活になくてはならない存在になっています。
ですが、トラブルも行っています。
今回は、個人情報を漏洩するとどうなるのか、SNS上でトラブルがあったケースについて取り上げます。
●個人情報を漏洩するとどうなるのか
個人情報を漏洩した場合、いくつかの責任が生じます。
1.刑事上の責任
「6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金刑」
基本的に受ける罰則はこうなります。
しかし、不正に利益を得ようとして漏洩した場合は
「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金刑」
刑が重くなります。
企業にも50万円以下の罰金刑が科されることもあります。
2.民事上の責任
1人あたり数千円から数万円、多くの方の情報を漏洩させると数千万円以上になる可能性もあるようです。
被害者及び、社会的な信用を低下させてしまった企業からも請求が来る可能性がありますね。
3.社会的な責任
企業からすると重要な個人情報を漏洩させたことは重大な過失にあたる可能性があります。
最悪、解雇もまぬがれないかもしれません。
●SNS上でトラブルがあったケース
では、実際にどのようなケースがあったのか確認していきます。
1.つぶやきで漏洩
1つ目はつぶやいたことで情報漏洩となったケースです。
ツイッターなどで「今日、高校の時の社会の先生の担当になった」であるとか、「受け持ち患者さんが元カレ(元カノ)のおじいちゃんでびっくり」などですね。
直接的に名前は出していませんが、知っている人からすると特定できてしまうケースです。
SNSでは軽い気持ちで匿名性のあるところにつぶやける感覚がするので、書いてしまう人もいますが、十分に気を付けていかないといけません。
2.写真で漏洩
2つ目は写真で漏洩したケースです。
送別会などで写真を撮った時に後ろに患者さんの名前が書かれたホワイトボードが写ってしまったというようなケースですね。
学会発表時や施設のホームページに載せる写真も含めて、背景に何が写っているのかについても注意していかないといけません。
3.自分の情報を漏洩
3つ目は自身の情報を出しすぎたケースです。
これは刑事罰の対象といったケースではありません。
今は患者さんもSNSを利用する時代です。
自分が全ての人に公開していたSNSの写真やコメントが見られていたというケースですね。
見られても問題ない情報ならいいのですが、関係が近づきすぎてしまう、遊びすぎと思われて関係が壊れるという可能性があるので、注意していかないといけません。
いかがだったでしょうか?
SNSに絡めたトラブルというのは少なからず存在します。
自分が加害者・被害者にならないように注意していきましょう。
個人情報は他人も自分も大切に。
ではでは。