本日は「都立霊園(多磨霊園)の墓じまいと納骨」についてご紹介です。
終活が話題となる昨今、自分のお墓や墓をどう守るのかが注目されています。
東京では都立霊園というものがあり、使用するには倍率がかなり高くなっています。
今回は都立霊園の中でも最も歴史のある多摩公園、納骨について取り上げていきます。
1.多摩霊園の概要
まず、都立霊園とは東京都が管理・運営する「寺院に属さない墓地」を指します
全部で八柱、谷中、青山、小平、多磨、雑司ヶ谷、染井、八王子の8ヵ所あり、今回は「多摩霊園」についてご紹介です。
明治~大正にかけて東京市街の急激な開発により、郊外三方面に墓地新設の構想が計画されました。その先駆けとして大正12年(1923年)4月多磨墓地が開設されています。
多磨墓地は我が国古来の習俗を基本とし、ドイツの森林墓地を参考にした、日本初の公園墓地です。
面積は「128ヘクタール」で都立霊園最大の大きさになります。
住所は〒183-0002 府中市多磨町4-628
電車でのアクセスは多摩駅西口から徒歩7~10分、白糸台駅から徒歩19分、多磨霊園駅前から徒歩22分となっています。
バスでのアクセスは2通りあります。
①JR武蔵小金井駅南口6番京王バス(京王線「多磨霊園」行き)、
「多磨霊園表門」下車徒歩2分
②京王線多磨霊園駅北口、京王バス(JR武蔵小金井駅北口行きまたは多磨町行き)、
「多磨霊園表門」下車徒歩2分
バスの方が行きやすいかもしれませんね。
2.都立霊園にお墓を持っていると墓じまい後、小平霊園と八柱霊園のどちらかの
合葬墓へ無料で納骨できる
埋蔵方法には大きく分けて4つあります。
一般的な平面形式の墓地で、区画割して貸付する「一般埋蔵施設」、一面芝生の平坦地に、等間隔に埋蔵施設を配置する「芝生埋蔵施設」、壁に石のプレート、手前に花台や香炉を設置する「壁型埋蔵施設」、沢山の遺骨を共同で安置する「合葬埋蔵施設」です。
一般埋蔵施設や芝生埋蔵施設は管理料としてお金がかかるのですが、合葬埋蔵施設には管理料がかかりません。
合葬埋蔵施設は小平霊園と八柱霊園の2か所にあります。管理費はかかりませんが、埋葬時に通常お金はかかります。
しかし、都立霊園にお墓があれば、現在のお墓から合葬埋葬施設へ無料で施設変更(改葬)できます。
施設変更の申請時期は通常年3回あり、
第1回 7/16 ~ 7/31
第2回 10/16 ~ 10/31
第3回 12/16 ~ 12/28
となっているようです。
3.お墓のミキワについて
「お墓のミキワ」は埼玉県に2014年5月に設立された会社で、墓じまい、海洋散骨、粉骨、戒名彫刻、納骨代行、永世供養墓などを行ってくれています。
今回ご紹介した都立霊園の納骨・彫刻が納骨代行3万円、戒名(法名)彫刻を3.5万円から依頼できます。
今後の自分の行く末を考えている、先祖代々の墓の継承を悩んでいる方は都立霊園を検索してみるといいかもしれません。
その際はお墓のミキワについてもあわせて検索してみてください!
電話番号:048-212-7186
リンクは下記に貼っておきます。