作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【お金】46万円で電気自動車が買える!?

こんにちは。

 

今回は「安価な電気自動車が登場するしてくるかも!」という話題について取り上げます。

皆さんは電気自動車と聞くとまだあまり身近でないと感じるかもしれません。

しかし、世界的には電気自動車が普及してきています。

そこで今回は電気自動車の現状、今後どうなるのか、安価な電気自動車について取り上げていきます。

 

●電気自動車の現状

経済大国アメリカではバイデン政権誕生後、クリーンエネルギーへの転換方針が出されています。

太陽光発電や電気自動車など脱炭素を大きく掲げて動き始めています。

電気自動車を購入するのは補助金が出て、電気自動車用充電ステーションを50万基以上設置するという目標も示されました。

まさに今ガソリン車から電気自動車やプラグインハイブリッド車(電気とエンジン両方)への転換が図られています。

ヨーロッパでも転換が図られており、補助金が下りる政策で市場は全体の10%近くと拡大しています。

例えば、ドイツでは2020年7月から2021年末までの期限付きで、4万ドル(約408万円)以下のEVの補助金をこれまでの3000ユーロから6000ユーロに倍増するという政策が導入しています。

メーカー負担の補助金も3000ユーロあり、合計額は9000ユーロ(約117万円)の補助金が出ます。

117万円」は大きいですよね。

欧州ではフォルクスワーゲンの市場が大きいですが、日本で買える自動車はこれです。

フォルクスワーゲン 2017 e-ゴルフ base」

https://evsmartcdn.azureedge.net/img/e-Golf_base_car_p.png

出典:https://evsmart.net/carMaker/Volkswagen/

値段は約540万なのですが、117万円の補助金があれば、他の車種のゴルフとも似た値段で買えるものが出てきます。

●今後の流れ

フォルクスワーゲンは目標の1つに「2030年までに欧州販売の約7割を電気自動車(EV)とする」を掲げています。

「米国と中国でも5割を上回る水準を目指す」としており、電気自動車に積極的な姿勢です。

補助金が減少すれば、欧州での過熱ぶりは今ほどではなくなるという意見もあります。

事実、中国では補助金をなくした翌年の販売台数が半減したそうです。

日本でも増税前後で売り上げは大きく変わりましたし、大きな買い物なので補助金や価格の上昇が大きな壁になるかも知れません。

しかし、補助金なしでもアメリカが動けば世界的に電気自動車に舵を取っていく可能性は十分あると思います。

盛り上がりを見せるテスラもありますし、米国では市場は拡大していくかもしれませんね。

日本でも各メーカーが開発したりしていますし、市場は拡大していくかもしれません。

 

●安価な電気自動車の登場!?

中国では驚きの電気自動車が発売されました。

それが通用五菱の「宏光ミニ」です。

https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/01/15221846/0407_2.jpg?_ga=2.43827941.1364798464.1615530856-543255381.1615530856

出典:https://bestcarweb.jp/feature/column/236839

お値段なんと「46万円!!

驚異的な安さですよね。

中国(上海)のホワイトカラーの平均月収は日本の半分~3分の1とも言われており、金銭感覚は異なるかも知れませんが、安価なことは間違いないです。

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出典:https://car-moby.jp/article/news/new-model/wuling-hongguang-mini-ev/

中はシンプルな作りですが、これでしっかりとした走りを実現できていれば驚異的です!

世界最大級のバッテリー生産国の中国だからできた価格帯なのかもしれませんね。


ちなみにマサチューセッツ工科大学の調査によれば、米国で使用可能な車1000種余りを先行費用や維持費、燃料費などに基づいて比較したところ、日産の「リーフ」が現在利用できる最も安価な車の1つであることが示されたそうです。

日本車もまだまだ負けていません!

 

今後、世界の自動車産業はどう変わっていくのでしょうね?

数十年後には自動運転や電気自動車など、今の私たちにあまり身近でなかったものが当たり前の世の中になってくるかもしれません。

今後の流れには注目していきたいですね!

 

ではでは。