こんにちは。
皆さんはマイナンバーカード作成しましたか?
今、国会では2024年を目安に医療や介護の資格とマイナンバーが紐づけされようとしています。
住民票や印鑑証明がコンビニでも発行でき、2021年3月からはマイナンバーカードが保険証代わりに使用できるようになってきました。
今後、今まで以上にマイナンバーに情報が紐づけられ、私たちの生活と密接に関わってくることが予測されます。
今回はマイナンバーと紐づけされる職種やメリット、デメリットについてご紹介します。
●対象職種
対象となる職種は全32種類!
一部抜粋すると
・医師
・看護師
・薬剤師
・リハビリ(PT、OT、ST)
・ケアマネジャー
・保育士
・栄養士
・技師装具士
・税理士
といったものがあります。
医療職が多いのですが、医療職以外も対象
ということも確認しておきたいですね。
では、メリット、デメリットについて見ていきます。
●メリット
以下のものがあります。
①資格情報の変更に住民票や戸籍抄本がいらない(オンラインで可能)
②自分の資格を就職先に証明する場合も、パソコンやスマートフォンで可能
③複数の資格を持っていてもややこしくない
④なりすましが減る
① 資格情報の変更に住民票や戸籍抄本がいらない(オンラインで可能)
例えば、結婚して名字が変わることがあります。そうした場合には住民票など自分を証明できる書類を持参して、保健所に行く必要があります。
マイナンバーに紐づけされれば、マイナポータルで変更できるようになってきます。
書類を揃えに市役所に行かなくてよくなり、オンラインで家からでも楽々
今までは有給や時間給を取らないと変更に行けませんでしたが、時間を束縛されない、住民票が不要なので、お金がかからないといったメリットがあります。
②自分の資格を就職先に証明する場合も、パソコンやスマートフォンで可能
今まで、自分の資格を出す時には免許証のコピーがいりました。
例えば、リハビリ職ならA3の免許証をコピーする必要がありました。
A4ならまだしも、A3のコピーって職場やコンビニじゃないとなかなか行いにくいですよね。
そういったコピーの手間が省けます。
また、データがあるので紛失の心配がありません。
免許を取ってどこにしまったか分からないなんてことが起こらないのも安心ですね。
③複数の資格を持っていてもややこしくない
例えば、理学療法士と言語聴覚士、作業療法士とケアマネージャー、柔道整復師と理学療法士、看護師と言語聴覚士など複数の資格を同時に所持している方がいます。
そういった方でもマイナポータルから一覧ですぐ分かるようになると書類がややこしくなくなります。
④なりすましが減る
特に医者の世界では医師免許を持っていないのに診療していたというニュースが流れたりしますよね。
こういったことがマイナポータルを見れば一目瞭然なので減ります。
ちゃんとしたお医者さんに診てもらえるようになるメリットもあります。
●デメリット
以下のものがあります。
①セキュリティやプライバシーが不安
②マイナンバーカードがない場合
①セキュリティやプライバシーが不安
現状、紙媒体で保管していることが問題とされていますが、電子化による不安要素は情報漏洩です。
ハッキングなどにより、情報が流出すれば、国家資格といった情報も含めて抜き取られてしまうかもしれません。
アナログではなく、デジタルで管理していく時代ですが、デジタルにはデジタルの不安要素があります。
②マイナンバーカードがない場合
マイナンバーカードの普及は未だ十分とは言えません。
マイナポイントの期間延長が決まるなど、政府の予測よりも普及は遅くなっています。
マイナンバーは全国民が所持していますが、マイナンバーカードは未所持の方も多いです。
マイナンバーカードを作っていない場合はどのように資格情報にアクセスすればよいのかという点は不安要素ですね。
以上、メリット、デメリットについて挙げました。
色々考えることはありますが、1つ言えることは
「マイナンバーカードがあればできることが増えてきた」
ということです。
マイナンバーカードがあれば、住民票が取れる、保険証になるなど利便性も向上してきています。
政府に管理されるのではないかという不安要素もマイナンバー開始時にはありましたが、マイナンバーなしでは生活に不便さを感じてくることも増えてくるかもしれません。
今後の動きに注目していきながら、必要だと思えば作る。
しっかりと考えて動いていきたいですね。
ではでは。