作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。月・水・金12時更新。こんにちは~ではではの間に皆さんにとって興味のわく話題を提供していきたいと思います。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【池袋暴走死傷事故】トヨタの技術者が語ったこととは?

こんにちは。

 

3月3日に池袋暴走死傷事故の第6回公判がありました。

今回はトヨタの社員が証人として出廷しました。

そこで語られたことは「車の安全機能は正しかった」ということです。

どのような内容だったのかご遺族の松永さんの言葉と共に見ていきたいと思います。

 

トヨタの社員が語ったこと

裁判の争点となっているのは「車の電気系統などに不具合があったのか」ということです。以前の裁判では検察官の方が証言を行い、そちらでも飯塚被告による踏み間違いが示唆されていました。

rihaot.hatenablog.com

 今回証言したトヨタの社員は「故障診断をする技術者」です。

普段から何百、何千という車の安全機能が大丈夫か確認している技術専門職ですね。

事故の実況見分にも立ち会っています。

注目の証言内容は「コンピューター、部品の機能ともに正しいことを確認しました。(車の状態は)正しかったと考えております。

(加速することは)ございません。なんらかの故障が生じた場合、安全サイド(減速する)に設計・開発するのが常識だからです

としました。

事故を見分した検察官及びトヨタ技術者が車の不具合を否定しているんですよね。

これでも被告が正しいということがあるのでしょうか?

 

●被告サイドとの弁論

被告側は今回も意見書で、部品の経年劣化やショートによる不具合の可能性を指摘しました。

しかし、トヨタ社員は真っ向から否定

部品交換の必要性があれば警告やシステムが検知する」としました。

更に被告側から、電気信号のノイズにより誤動作を起こした可能性を追及されましたが、「しっかりと対策は行われており、おかしな信号があれば検知できる」と証言しました。

被告側は温度が上がったことでコンピュータに異常があったとの主張に対しても「世界中でトヨタの車は走っている」と否定しました。

熱暴走するのであれば、赤道付近や砂漠地帯ではトヨタの車は暴走して事故ばかり起こしています

そんなことはまずないですよね。

トヨタ社員の証言だけでなく、弁論を聞いてからも皆さんはどう感じましたか?

これだけの証言や証拠が出揃っている中、反省の色を見せず、車の暴走を主張し続けるのでしょうか?

 

●松永さんは何を語ったか

ご遺族の松永さんや真菜さんのお父さんが裁判後、会見に臨まれました。

松永さんは最初に「今日の公判で車に不具合はなかったことが明確になったと思います。これをもって、裁判所には正しい判断をしていただきたい」と語りました。

技術的な話は終わり、被告には真実を正直に述べて欲しいとも語っていました。

私が一番感じたのはこの部分でした。

くしくも今日は3月3日、ひな祭りの日です。苦しいから思いたくないですけど、昨日の夜は『生きていたら3人でひな祭りのお祝いをしたのかな』と考えました。

私自身、妻と娘がいるので、どうしてもこの部分は辛いです。

3人で今日はお祝いをしました。

その日常を唐突に奪われ、理不尽な対応に振り回される。これほど辛いことはないと思います。

妻と娘は心の中に生きているので、勇気を出して正面から質問をしますから、それを受けて加害者も答えてほしい

飯塚被告に松永さんのこの想いは届くのでしょうか?

飯塚被告がしっかりと松永さんら遺族と向き合うことを願います。

 

次回公判は4月27日です。

 

ではでは。