こんにちは。
作業療法士の皆さんは日本作業療法士協会や各都道府県の士会に所属していますか?
割合としては2018年度のデータでは有資格者94255人に対し、協会会員は57960人と約61.5%が協会会員となっているようです。
そんな中、作業療法士間や理学療法士間など同職種で結婚することも少なくないかと思います。夫婦それぞれが年間12000円払っていますよね。
結婚後ですが、協会から冊子が同じものが2冊届きます。おそらく2冊を別々に保存したり、読む家庭は少ないと思います。
1冊は子どもの落書き帳になることもあります。
家族割制度などを導入してほしい家庭も多いのではないでしょうか?
そこで今回、協会に問い合わせてみると返信がありました。返信は下記のとおりです。
「 現在協会では会費納入方法などとあわせて、検討を行っているところです。
決定しましたら会員の皆様へお知らせすることになりますが、検討段階のためしばらくかかると思います。貴重なご意見をありがとうございました。」
検討中ということです。具体的にどのように検討しているかは分かりません。質問に対して検討していると回答しただけかもしれません。
いずれにしても家族割の導入には時間を要することは間違いないです。
年間12000円ですが、仮に月1000円ずつを20年間年利4%運用すると、元本24万円に対して運用利益が約12万円出ます。仮に5%だったとすると運用利益は約17万円となります。
けっこう大きくないですか?年額12000円でも、ちりも積もれば山となります。
もちろん12000円すべてをなしにしてほしいというのは無理があります。
協会会員費は患者さんを怪我させてしまった場合の保険の掛け金に使用されることもあります。作業療法士の社会的地位を向上させるための普及活動にも使われています。それらの活動費は協会員が負担していく必要があるものです。
一方、研鑽用の冊子の作成や情報を得るための冊子の作成にもお金は使われています。こちらに関しては1冊あれば夫婦で閲覧できます。こうしたものに対しては協会としてうまく経費削減できないか検討してもらいたいと思います。
様々な職種が様々な協会に参加しています。日本産業カウンセラー協会という団体では家族会員というものがあり、年会費が1万円から7000円に減額されるようです。割引時には家族に届く冊子は1冊となるようです。
このように家族割を実践しているところもあります。
私の周りでは夫婦で同額のお金を払うのがもったいないからという理由でどちらかが退会した夫婦も見てきました。このような家族が増えれば、予算が減り、協会の運営も行いにくくなると思います。
多くの作業療法士がためらわず必要な協会費を出していけるように協会には動いてほしいと思います。
ではでは。