こんにちは。
先日から国会議員やその秘書が銀座のクラブで飲み倒していたことがニュースになり、公明党の議員が辞職することになりましたね。
政治家と金の不祥事は定期的に起こるお決まりですが、役職を降りても議員辞職まですることは拒む政治家が多いです。
最近でいえば、河合案里議員も裁判沙汰になってから辞職するまでかなり時間を要しました。
議員という立場にしがみついてましたね。ボーナスも支給されていたなんて話も聞きました。
そんな国会議員ですが、いくらもらっているかご存じでしょうか?
リクルートによるとおおまかに
給料:月130万円
期末手当:年635万円
文書通信交通滞在費:月100万
立法事務費:月65万
だそうです。
これらが満額もらえているとなると国会議員一人頭年収2000万円以上、文書通信交通滞在費と立法事務費をあわせると4000万円以上なんですよね。
ちなみに衆議院議員は465人、参議院議員は245人、合わせて710人(令和3年時点)います。
総額はすごい金額になることが相違に想像できます。
更に議長や大臣、首相といった立場があるので、更に支払われる額は跳ね上がります。これまたすごい金額になります。
一人当たりの給料は高いですが、もちろん選挙費用など支出の額も多いので、一概に「高すぎるから何割カットしろ!」なんてことはなかなか言えません。
支払われる金額が多すぎるということであれば、議員の定数削減がいいのではないでしょうか?
アメリカの様に州議会に力がある形になれば変わっていけるかもしれません。
日本は地方より中央に権力が集まっている感じもありますからね。
身を切ることはしない国会議員ですが、知事では身を切る知事がでてきています。
東京や大阪の知事は過去に自身の年収を減らす条例を提出し、現在は削減されています。
日本最大の大都市である東京都の知事ですら、国会議員の年収に届かないのが現状です。
夢はないかもしれませんが、お金で知事を目指す方がいるならやめて頂きたいです。給与が上がっても文句が出ないくらい実績を残してもらえれば、文句を言う人間は少数かも知れません。しっかり実績を残して動いてもらいたいです。
国会議員についてもなにをしているのかもよく分からない人に多くのお金が出ていることで不要論も出るくらいです。国会で寝ている姿などが多くマスコミでは取り上げられるのでかなりマイナスイメージも強いです。
最初に話した国会議員にしがみつくのはこのような高給取りだからではなく、失業保険がないからということも理由にはあります。
雇用保険を支払わない公務員や国会議員には失業保険がありません。
つまり、失職すれば収入はゼロです。だからしがみつくんですよね。翌年の税金が多くのしかかってくるのもあるので。
ですが、選挙で負けた以外の失職原因は汚職などほとんど本人の身から出た錆です。
本当に体調を崩される方もいますが、高齢で辞めても年金生活にはいれる方も多くいます。
身から出た錆で失職したなら自己責任ですよね。
一般企業でも粉飾決済したら出向や解雇はある話です。
様々な政治家がいて、無駄な支出があることも事実です。ですが、まじめに政治に取り組んでいる方がいることもまた事実です。
国会議員になることがゴールで汚れたお金にまみれていく人間もいれば、まじめにコツコツと実績を積み上げる人もいます。
どのような成果を残せたのか、またどんな人なのか確認しながら私たちも選挙に足を運ぶ必要があります。
特に若者で選挙に行く人が増えれば、政治家も若者への支援についても考えていくと思います。
私たちも誰が政治家として実績を残してくれるのか見ていく必要があります。
若者で政治団体に所属している人は少ないと思います。明日の日本をより良くしてくれる人や政党に一票入れていきましょう。
敵だらけで大変でしょうけどだれか政治家の身を切る改革推し進めていってくれないかな…。投票するのに。
ではでは。