作業療法つぶやきブログ

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現役作業療法士(OT)のブログ。不定期週2回12時更新。カテゴリー一覧はスマホの方はページ下部へどうぞ。

【感染】偏見からくるコロナウイルス検査拒否

こんにちは。

 

先日ニュースでコロナウイルスの検査を拒否したというニュースを見ました。

子どもが発熱した際にコロナウイルスの検査をするだけで、職場に連絡をする必要があり、休まないといけなくなるかもしれないからという理由でした。

親都合の理由ではありますが、まだまだ社会的な全体の影響や偏見が大きいことを伺わせますね。 

今回はまだまだ根深い影響や偏見について身近で耳にたことを3つほど書いていきます。

 

①壁に落書きをされた

wall with paints

コロナウイルスが 流行し始めた時に時々聞かれました。

子どものいじめで使うような言葉や出ていけというような言葉が落書きされていたそうです。

特にクラスターという言葉が出始めた頃はあんなところに行くから悪いとかあんなところで働くから悪いというように言われ、家の壁に書かれていたこともあるようです。

かなり陰湿に書かれた方は夜逃げ同然に家を出ていくことになったそうですし、かなりひどい扱いを受けたそうですね。

 

②石を投げられた

photo of gray rocks

れは特に田舎で夜中に人目に付きにくく、仲間意識が強い集落で長期間、聞かれました。

これも落書き同様かなり陰湿でひどいですよね。

幸い怪我をしたという話は聞きませんでしたが、一歩間違えば大怪我です。

なにかの正義感なのか集落意識が働いたのかは分からないですが、絶対にしてはいけない行為ですね。

 

③近所にかかったことを噂され、敬遠された

田舎というのは情報が回るのが早いです。どこかから情報が漏れ、あっという間に尾ひれがつくなどして回ります。

私自身、勤務先のクラスター発生時期に知り合いから病院のPCR検査の現状を言われたことがあります。

どこから内情が漏れたのか、いまだに謎ですが、あちこちに情報が出回っていました。

田舎はとにかく情報の回りが早く、あることないことが付け加えられます。

そして、変わり種は敬遠されます。

都会やアパートで暮らしていると近所付き合いは少ないかもしれませんが、田舎は非常に多いです。

そのコミュニティで疎遠にさせられると村八分の様な扱いになり辛さを感じる人も多くいます。

感染終息後もずっとであれば尚更です。

なにかをされることも辛いですが、無視されるのも辛いことです。

 

以上のようなことが私が聞いた偏見からくる私生活への影響でした。

新型コロナウイルスはワクチン接種を待つと共にみんなが感染について気をつけていかないといけません。

体調がおかしい時は検査も必要です。 

自分や家族が体調が悪いのであれば、仕事や学業を休みになるのは仕方ないことです。

ですが、社会から受ける影響で検査をしたくないと思ってしまうことはおかしいことです。

私たち一人ひとりの心構えで感染拡大を予防できる社会に変えていけるかもしれない。そう自覚して日々過ごせていけたらなと思います。

 

 

ではでは。