こんにちは。
「費用」と聞いて皆さんはなにを思い浮かべますか?ものを買うときにかかったり、食事をしたりする時にかかるものを思い浮かべるでしょうか?今回は費用という言葉を
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こちらの著書から紹介したいと思います。
まず費用とは経済学では「不幸せ」を指します。
食事に行ってご飯を食べたとき、おいしいものが食べられる(便益・幸せ)ことがある一方、お金が減る(費用・不幸せ)となりますよね。当たり前のことなんですが、便益=幸せ(プラスの感情)、費用=不幸せ(マイナスの感情)となります。
費用というものを考えるときにお金のことは考えますが、マイナスの感情=費用と考えていなかった方もいるかもしれません。この著書ではマイナスの感情が起こるものにはお金以外でもいっぱいあるよねという観点から「機会費用」について述べられています。
機会費用とは「複数の選択肢がある時、ある選択肢を採用したことで犠牲にされた選択肢を選んでいたならば得られたであろう価値」のことを指します。
例えばカフェでお茶会を2時間する際に
①行ってお茶会をして1500円払う
②行かずに予定していたパートに出て2000円もらう
こういった選択肢があったとします。
①を選んで楽しくなかった場合、②を選んでいれば1500円を失わず、2000円を得られたと考えるわけですよね。そうすると計3500円の機会損失となるわけです。パートにいけばもらえた2000円は帳簿には上がってきませんが、これも立派な機会費用といえるようです。
私達の生活の中にも様々な選択肢が存在すると思います。付き合いでいくだけの飲み会であれば行かないことで家族と過ごす時間が得られたり、一人の時間が持てます。一方で行くことで今後の自分の成長に繋がる話が聞けたり、思わぬ商談が成立し、仕事でステップアップできるかもしれません。
ベストな選択は難しいですが、今後にとってベターな選択肢を持っていきたいですね。
ではでは。