こんにちは。
今日は大みそかですね。皆さんにとって2020年はどのような年でしたでしょうか?
今年はコロナウイルスを中心に暗いニュースが続きました。来年は明るいニュースの多い一年になってほしいですね。
さて、今日は明日2021年から始まる不妊治療の助成金について書きたいと思います。少子高齢化が進む日本で子どもを授かる方法に支援の手が広がります。どのようになるのか確認していきたいと思います。
まず不妊治療は現在は多くが自己負担となっています。保険適応外ということですね。そのため金額が高額となり、体外受精などでは1回あたり50万〜70万程度することがあるようです。
僕の知り合いでは色々な検査含めた初診〜採卵〜子宮へ戻すまでの工程で50万はかかったと聞きました。もしここで着床しなければ、一人の子ができるまでに更にお金がかかってくるわけですよね。今までは一定の年齢までは通算で6回できたわけですが、助成金があるとはいえ、高額な治療になっていたことは間違いないです。
まず、現行から来年1月からの変更についてまとめます。
①1回目30万円までの助成金、2回目以降は15万円までの助成金
→2回目以降も30万円までの助成金
②一定の年齢までの回数制限6回
→子ども一人当たり6回(40歳以降での不妊治療助成は3回のまま?)
③夫婦の所得が730万円未満
→撤廃
→事実婚でも適応
このように変わりました。2022年4月に保険適応になる予定だそうですが、そこに至るまでの期間中はこのように変更されたようですね。一時的に助成金を手厚くし、回数制限も増やし、事実婚にも助成金を出すことで、不妊治療できる人の枠を増やし、少子高齢化に少しでも歯止めをかけたい構想となっています。
一方で晩婚化により40代での出産や妊娠もありますが、もし回数制限が3回から増加していなければ、高齢出産に対する助成はやや少なくなります。これは国として妊娠しにくい年齢の方はちょっと厳しくするよということなのでしょうか。妊娠する確率からいけば、妊娠率が低下することは科学的に根拠が出ていると思います。しかし、ここの年代を助成の範囲から外すとなると賛否両論あるかもしれません。公費なのでばらまくわけにはいけませんが、ゆくゆくは保険適応にするのであれば、ここは特に分ける必要はないのではとも思います。
我が家でも子どもはいますが、まだほしいとは思っています。将来的に不妊治療を受けることもあるかも知れません。ぜひ子どもがほしいと思うカップルが子どもを持てるように、生まれてくる子どもが愛情のある家庭に生まれてこれるように支援の拡大を望みます。
また次回以降で現行の制度ではどうだったのかについてのアンケート調査についてまとめられればと思っています。
ではでは。良いお年を!!