こんにちは。
本日は訪問リハビリと病院の連携について取り上げたいと思います。
私が勤める法人でも訪問リハビリと病院がいかに連携し、シームレスに移行していくかが課題となっています。当法人では急性期病棟、回復期病棟、訪問リハビリ事業所がほぼ同じ敷地に存在しています。その中で効果的であったことなどを振り返っていきたいと思います。
まず当法人が行う前に他の法人を調べてみると
・頻度:年2,3回~適宜
・対象者:数名~全利用者
・時間:長いところで1時間
・内容:訪問セラピストからの報告(紙面、動画)、病院セラピストと訪問セラピストで全ての経過報告、報告後に質疑応答
・効果:依頼件数の増加、訪問リハビリ導入への意識向上、退院後の転倒数の減少
というようなものがありました。
これらを調べる前に従来の伝達方法として当法人ではA4サイズ1枚で基本動作などの評価内容やFIM、家族構成やサービス、リハビリ目標、写真などをまとめていました。しかし、伝わりにくく、また個人により読んでもらえる差が大きかったため浸透がしにくい状況でした。
そこで月1回の回復期病棟での会議に参加し、直接動画などをみて説明する機会を設けさせてもらいました。お互いの負担にならないように会議時間のうち10分程度をもらい、行いました。
結果、具体的なイメージがついた、連携への意識が向上したとのお声を頂きました。また、実際に回復期病棟から訪問リハビリへとつながった件数も約1.5倍に増加し、シームレスな移行が行えたのではないかと思います。顔をあわせて繋がる機会も大切ですね。
依頼件数が増えたことでスタッフ数も増加しましたが、今度は訪問リハビリで効果的な関わりが更にできるように質も同時に上げていかないといけませんね。
ではでは。